えんしゅう本7️⃣
刑事訴訟法 第3版

「法的思考」を答案に落とし込む力がつく ──司法試験・予備試験・定期試験まで対応の決定版。
辰已法律研究所のロングセラー教材。法的思考力を鍛え、論文試験で高得点を狙うためのアウトプット型事例集です。接続詞と「↓」を使った答案構成により、論理の流れを自然に理解できる工夫が満載。旧司法試験や予備試験などを素材にした問題に加え、重要判例を押さえた解説で初学者にも安心。学習初期のつまずきを防ぐため、すべての問題に難易度表示付き。司法試験・予備試験はもちろん、法科大学院入試や定期試験対策にも最適な一冊です。
定価:税込 3,300円(本体価格 3,000円) ![]()
発刊年月 2025.05
ISBN 978-4-86466-670-1
判型 A5判
ページ数 412ページ
お得な全7冊セット お得な憲民刑セット お得な商訴行政セット お得な公法系セット お得な民事系セット お得な刑事系セット
内容紹介
①辰已法律研究所の超ロングセラー 本書は「法的思考方法を学び、かつそれを答案として適切に表現して高い評価を受ける」というコンセプトに特化したアウトプット教材です。平易であるが高いレベル・必要十分な質と量の事例問題そして工夫を凝らした解説で、これまで学部生・予備試験受験生さらには司法試験受験生にまで高評価をいただいてきました。
②法解釈、事案分析・あてはめ 合格に必要不可欠な法解釈と事案分析・あてはめを「答案構成」と「本問における重要ポイント」を通して学習できるようにしてあります。
③↓ と接続詞で法律の論理を追っていく 本書の目玉である「答案構成」に工夫あり。法的思考でもっとも大切な「論理」を、↓と接続詞で自分の頭で自然に追っていけるようにしてあります。↓を配置することで、文と文の繋がり、論理、流れを意識してもらう狙いがあります。
④重要判例を中心とした充実の解説 本書は初学者にも配慮して、「本問における重要ポイント」を摘示し、原理・原則や重要判例をしっかり理解できるようにしてあります。
⑤司法試験、予備試験、LS入試、学内試験、各種公務員試験に役立つ 「問題」は、旧司法試験、予備試験をメインに、オリジナル問題(司法試験過去問の改変、判例等を素材とした問題等)で補っています。事例問題の学習を通して、基本知識、法解釈、事案分析、あてはめの仕方を学習すれば、どのような試験にも対応できるようになるでしょう。
【令和の予備過去問、難易度ランクについて】 本シリーズの読者には予備試験を目指している方が多いことから、第3版改訂にあたっては、最近の令和の予備試験過去問をできるだけ取り入れました。ただ、予備試験の過去問は旧司の問題より長文で学習初期段階では難しいため、本書に収録している問題全てについて3段階のおおまかな難易度を付け、学習の便宜を図りました。初学者の皆様は、難易度順に読んでいってもいいと思います。
目次
本書の構成・使い方
●刑訴の答案の書き方
第1編 捜査
第1章 任意処分と強制処分
1 写真撮影と強制捜査 旧司H15-1
2 ビデオ撮影と強制処分・任意処分 旧司H21-1
3 おとり捜査、秘密録音・録画の適法性 予備H24
4 GPS捜査、DNA採取 オリジナル問題
5 所持品検査の適法性、違法収集証拠排除法則 予備H30改
第2章 逮捕・勾留
6 準現行犯逮捕 旧司S62-1
7 現行犯逮捕、捜索差押え 旧司H19-1
8 別件逮捕 旧司S59-2
9 逮捕前置主義 旧司H8-2
10 勾留の適法性、任意同行と逮捕の区別 予備R1
11 逮捕前置主義、再勾留の可否 予備R5
第3章 捜索・差押え
12 捜索差押令状における目的物の概括的記載 予備H23改
13 捜索差押えの効力が及ぶ範囲 旧司H12-1
14 捜索差押許可状に基づく捜索の適法性 予備R4改
15 捜索差押許可状の執行方法 旧司H20-1
16 差押えにおける証拠物と被疑事実の関連性 旧司H17-1
17 電磁的記録物の差押え 旧司H13-1
18 逮捕着手前の捜索差押え 旧司H16-1
19 無令状捜索 旧司H22-1
20 強制採尿 旧司H7-1
21 嚥下物の差押え 旧司H14-1
第4章 取調べ
22 被疑者・被告人の取調べ 旧司H3-1
第5章 接見交通
23 接見指定の適法性 司法H28改
24 準現行犯逮捕、初回接見 予備R3
第2編 訴因
25 訴因の特定 旧司H10-1
26 訴因変更の要否・可否 旧司H12-2
27 訴因変更の可否 旧司H14-2
28 共犯と訴因変更 旧司H19-2
29 訴因変更の時期的限界 旧司S60-2
第3編 証拠
第1章 自白法則
30 自白の証拠能力 旧司H21-2
31 自白法則と伝聞法則① 旧司H16-2
32 自白法則と伝聞法則② 予備H26
33 補強法則 旧司S58-2
34 不任意自白に由来する派生証拠の証拠能力 司法H27改
第2章 伝聞法則
35 反対尋問を経ない証言の証拠能力 旧司S53-2
36 伝聞法則① 旧司H元-2
37 伝聞法則② 旧司H22-2
38 伝聞例外 旧司H13-2
39 供述録画の証拠能力、伝聞法則 旧司H17-2
40 実況見分調書 旧司H18-2
41 犯行再現写真 司法H25改
42 捜査機関の検証調書 予備H27
43 弾劾証拠の範囲 旧司H20-2
第3章 違法収集証拠
44 違法収集証拠と同意 旧司H10-2
第4章 その他
45 悪性格立証 予備H28
46 類似事実による立証の可否 予備R6
47 共犯者の供述 旧司H15-2
第4編 裁判
48 択一的認定 旧司H11-2
49 訴因の特定、択一的認定、訴因変更の要否 予備H25
50 訴因変更の要否、争点顕在化措置 予備H29
51 公判前整理手続と弁論等の制限 司法H28改
52 一事不再理効 予備R2
※旧司は旧司法試験の論文式試験問題、予備は司法試験予備試験の論文式試験問題、司法は司法試験の論文式試験問題を指し、Sは昭和、Hは平成、Rは令和を指します。改は改題していることを示します。
判例索引






