行政書士試験 学習戦略 ≪ 民法・行政法編 ≫
仕組みを踏まえた戦略で合格を掴め!
行政書士試験の合否を左右する重要科目――それが「民法」と「行政法」です。
出題数も配点も高く、まさにこの2科目を制する者が試験を制すると言っても過言ではありません。
しかし、闇雲に勉強してもなかなか成果が見えにくいのが現実。
だからこそ、「試験の仕組み」と「科目ごとの特性」を踏まえた学習戦略が必要です。
まずは行政書士試験においての「民法」と「行政法」の重要性をイメージしていきましょう。
民法・行政法☆重点傾斜型学習戦略
行政書士試験は、300点満点中、行政法が112点(約37%)、民法が76点(約25%)、両者を合わせると188点で全体の約63%を占めます。
したがって、行政書士試験に合格するためには、行政法と民法を重点に学習していくのが最も効率的な学習戦略です。
→ 【 行政書士試験ガイド 】 試験情報の詳細はこちらもチェック!
もっとも、民法は、行政法に比べると学習量も多く、事例問題が出題されるなど、本試験で高得点を取るためには、かなりの時間がかかります。
これに対して、行政法は、民法に比べて学習量も少なく、単純な知識を問う問題が多いため、本試験で高得点を取るために、民法ほど時間がかかりません。
そこで、リーダーズ総合研究所の基幹講座では、行政法と民法に重点を置きつつも、両者の科目の特性を考慮して、民法を講座の冒頭に置き、かつ、行政法よりも講義時間を多く割いて学習していきます。
また、民☆行チャレンジ模試を実施しています。
さらに、解法ナビゲーション講座でも、3500肢の肢別ドリルを使いながら、①出題パターンと②解法パターンを徹底的にマスターしていきます。
このように、学習の重点を、行政法と民法に置く学習戦略をとることにより、時間のない社会人の方でも、より効率的に合格を目指すことが可能となります。
リーダーズ講師陣が語る「合格戦略」
竹内)
行政書士試験では、民法と行政法で300点満点中、実に188点の得点があります。
これは、この試験の特徴ですね。
山田)
他の資格試験では、各科目の配点に大きな違いがないものが多いですが、行政書士試験は、民法と行政法の配点の高さが際立っていますね。
竹内)
民法と行政法で得点すれば、合格が確実になります。
逆に言えば、ここで落としてしまうと合格は難しくなってしまう。
そこで、とりわけ配点の高いこの2科目に重点を置いて学習することで、限られた時間を有効に使って、費用対効果の高い学習をすることができると思います。
山田)
ただ、民法と行政法では、科目の特性が少し違うので、この科目の特性を意識した対策を立てていくことも大切ですね。
竹内)
行政法は、学習量も少なく、本試験でも単純な知識を問う問題が多いので、短期間でも高得点が取れる科目ですが、民法は、なかなかそうはいかない。
山田)
民法は、過去問のストックが少なく、行政書士試験の過去問だけでは、民法の全範囲を網羅していません。
債権法改正に関わる分野は特に顕著ですね。
竹内)
そこで、民法は、他資格試験の過去問も掲載している、パーフェクト過去問集が役立つという訳ですね。