司法書士になるには(司法書士試験について)
司法書士になるには,原則として、司法書士試験に合格し,司法書士の登録の手続きをしなければなりません。 司法書士試験は、毎年7月の第一日曜日に筆記試験が実施され,その年の9月から10月頃に筆記試験の合格発表と、筆記試験合格者の口述試験が実施されます。口述試験はよっぽど変な発言などをしなければ合格する試験ですから,実質的には,筆記試験合格=司法書士試験合格,という風に考えてよいでしょう。
司法書士試験はこんな試験
合格シミュレーション
令和4年度司法書士試験筆記試験の合格点等(法務省)
1筆記試験合格点 満点280点中216.5点以上
2多肢択一式問題及び記述式問題の基準点
午前の部(多肢択一式問題)の基準点:満点105点中81点
午後の部(多肢択一式問題)の基準点:満点105点中75点
記述式問題の基準点:満点70点中35.0点※年度ごとに基準点・合格点は変わります
司法書士って難しいの??
司法書士試験の出題科目は全部で11科目。合格率は,例年約4~5%となっているため,「超難関資格」と言えます。
「難しいなら,私(僕)には無理かな……」と思った方もいると思います。
というか,11科目出ると聞いたら,ちょっと引きますよね・・・
司法書士試験 合格に必要な時間
●合格には3000時間必要??
司法書士試験に合格するには約3000時間必要だと言われています。
合格するまでの平均的な受験回数は3~4回。中には、合格まで10年以上かかる方もいます。でも、あなたが合格したいなら、これらの数字に振り回されるのはやめてください。もちろんある程度勉強時間は必要です。しかし、約3000時間勉強してみんな合格するなら、ベテラン受験生なんて言葉ができるわけないのです。
結論を先に申し上げると、合格に必要なのは時間だけではなく方法も大事です。「方法×時間=勉強量」と考えて下さい。例えば、優れた方法を「2」、普通の方法を「1」、間違った方法を「0」とします。さあ3000時間勉強してみましょう。 優れた方法:「2×3000=6000」2倍勉強したのと同じ 普通の方法:「1×3000=3000」 間違った方法:「0×3000=0」全く勉強していないのと同じ(実際には0ということはまずないとは思いますが・・・。0.5とか0.4等は十分あり得るかなと) いかがでしょうか。「方法を間違えないこと」はとても大事だとお分かりいただけたと思います。
本気で合格したい方は、正しい方法で、自分ができる最大の努力を司法書士試験に捧げて下さい。可処分時間の多い少ないで合格までの年数に差は出てくるかもしれません。でも、合格した人は皆さん、「今まで一番勉強した」という瞬間を過ごしています。あなたが立てた目標です。誰にも遠慮する必要はありません。あなたのフルパワーをぶつけて下さい。
司法書士試験 合格する勉強法
さて、合格には「正しい方法」が必要だと書きました。 じゃあ「正しい方法」って何でしょうか? 私は、大きく3つの要素があると思います。
①正しい勉強範囲
②正しい勉強計画
③正しい受験準備
順に説明しますが、思いのほか長くなってしまったので(汗)、別ページに譲ります。興味のある方はぜひご覧ください。
司法書士試験 合格体験談(田端恵子)
司法書士試験 田端恵子の本試験分析動画
私は平成31年以降、毎年、司法書士本試験直後に「田端と一緒に本試験分析」という企画を実施しております。
動画のアーカイブを残しております。レジュメも一緒に載せていますので、ご興味のある方は以下のボタンからご覧ください。
現在整備中です。公開まで今しばらくお待ちください。