法律の知識はゼロ。
退路を断って全力で挑みました。

講座受講歴
・解法ナビゲーション講座
・記述式マスター総合講座
・GW特訓☆9時間で完成!
特別セミナー 重要判例分析講義シリーズ
・1Day完成!超直前期を“かつ”☆ZOOMゼミ
・山田ファイナル!ベストセレクション30
はじめに
令和7年2月、偶然知った行政書士という資格に強く惹かれました。行政手続を通じて人の悩みを解決し、直接お客様から「ありがとう」と言ってもらえる仕事。「これが自分の進むべき道だ」と直感し、翌年4月に開業することを決めました。
開業するからには令和7年度の試験で絶対に一発合格しなければならない。合格率70%ではダメだ。限りなく100%に近づけなければ――その強い決意が、退職して無職となり挑んだ10か月間を支えました。翌日から勉強を開始。法律の知識はゼロ。退路を断って全力で挑みました。結果として、令和7年11月9日の試験で一発合格を果たし、夢への第一歩を踏み出すことができました。
合格までの道のり
テキストを開いた瞬間、私は愕然としました。そもそも漢字が読めなかったのです。私は勉強とは無縁の人生を送っており、一般的な学力すらありませんでした。法律用語や判例の独特な言い回しなんて分かるはずがありません。最初の数週間は、法律の勉強以前に毎日漢字や言葉の意味を調べることに膨大な時間を費やしました。一文を読むのに何十分もかかる。比喩ではなく、文字通り泣きながら、発狂しながら勉強する日々でした。それでも、やめるという選択肢はありませんでした。翌年4月に開業すると決めていたからです。勉強初期の数か月は独学で仕事をしながら勉強をしていました。
朝は頭がフレッシュな状態で集中し、夜は氷水のバケツに頭を突っ込んで目を覚まし机に向かう。昼休みも勉強。お風呂やトイレの時間まで測定し短縮に励み、外出は週一度の買い物のみ。とてもきつく辛かったですが気合と根性で乗り切りました。でも同時に、試験勉強で一番楽しい期間でもありました。少しずつ、確実に、理解できることが増えていく。昨日読めなかった漢字が今日は読める。昨日分からなかった条文が今日は理解できる。その小さな積み重ねが私を支えてくれました。この独学での勉強時期があったから合格できたと今でもそう断言できます。4月末、市販模試で合格点が取れるようになり、そのころに退職しました。1%でも合格率を上げるために専念すべきだと考えたのです。金銭的な不安はありましたし不合格時のリスクも頭をよぎりました。それでも、人生は一度きり。いつ急に終わるかもわからない。挑戦を先送りにするのは良くない――過去の経験から学んだその考えが私を後押ししました。
退職後は時間的な余裕が生まれた反面、精神的な不安は増していきました。市販模試で合格点が出るようになっていたからこそ、「モチベーション」との戦いに苦しみました。そんな中、辰已法律研究所&リーダーズ総合研究所の講座を受講することにしました。当初は独学にこだわっていましたが合格そのものにこそ価値があり、独学か予備校かは関係ない――そう考えが変わったのです。そのきっかけになったのが山田先生の無料YouTube 配信でした。厳しいことも率直に言ってくれる先生のスタイルが、自分には合っていました。そして「重要判例分析講義シリーズ」の受講で、すべてが変わりました。条文の元となった判例から学ぶことで条文や制度を体系的に理解でき、膨大だった記憶量が一気にスリム化しました。行政書士試験では判例問題が約4割を占めるため、この学習法は非常に効果的でした。勉強時間の半分近くを判例学習に充てたことで、知識全体が底上げされていきました。そうすると、他の講義も興味が出てきて「解法ナビゲーション講座」を受講しました。そしたら解法手順が分かりゲーム感覚で楽しみながら過去問を解くことができ、それまでの何倍も速く問題を解くことができるようになりました。この頃から模試では記述抜きで180 点を安定して超えるようになってきました。いよいよ直前期になりより集中力が増すかと思いきや逆に全く集中力が続かず、精神的につらい時期でした。試験前日はほぼ無勉強。それでも本番当日は不思議と落ち着いていました。試験は模試の時より2倍以上のスピードで解答でき、逆に不安になりました。そこで焦る気持ちを落ち着けようと、試験委員の胸の行政書士バッジに目をやり「いいなあ、欲しいなあ」と考えながら、深呼吸をして丁寧に解いていきました。手応えを感じながらマークミスに気をつけて解き終え、私の10 か月間の挑戦は一つの区切りを迎えました。
学力のピークとメンタルの闘い
勉強序盤は反骨心があり、「やってやる」という気持ちでメンタルも安定していました。学力は順調に伸びていきましたが、ある時期から壁にぶつかりました。勉強しているのに模試の点数が逆に下がる。しかし過去のスポーツ経験から、そこを耐えると一気に学力が跳ね上がることを知っていたので、焦らず取り組むことができました。中盤に知識のピークが来た際も、意図的にピークを落としてもう一度上げる調整を模試で試みました。しかし学習面以外のメンタルは最後まで安定せず、家族にも迷惑をかけたと思います。行政書士試験で最も大事なのは、メンタルの調整なのかもしれません。
私の成功談と失敗談
[成功談]
肢別問題集の徹底活用です。約2,800 肢を単純に解くのではなく何倍以上に膨らませて活用しました。1肢を解くたびに、「なぜこの肢が正しいのか」「逆のパターンならどうなるか」「なぜ試験委員はこの問題を作ったのか」など様々な方向から解答していました。自作問題を書き足したりもしました。また「重要ポイントノート」は図表でわかりやすくまとめられており、知識の整理と範囲の確定に非常に役立ちました。
[失敗談]
講義を2回見ると思って1回目をおろそかにしたことです。結局時間が足りず、1回しか見られなかった講座もありました。また自分でノートや暗記カードを作ろうとしたことも失敗でした。効率が非常に悪く正誤性も怪しいものです。
最後に
勉強を進められていく中で色々な情報に惑わされると思いますが、一人の講師又は一つの教材を信じてください。『これだ』という軸を決めたら、それを信じて最後まで徹底的にやり抜く。それが合格への最短ルートです。
もう一つ模試を幾つか受けられる方へ。
1回は、試験日前日に緊張して眠れない場合を想定して徹夜で受けたり、直前に無勉強で受けるなど、あえて負荷をかけてみてください。意外と点数は悪化しません。負荷をかけても成功する経験が、本試験のイレギュラーへの対応力を生みます。色々と書いてきましたが結局一番大事なのは、『合格への熱い思い』です。その思いを全力で試験にぶつけてみてください。皆様の合格を心からお祈りしております。






