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弁護士・裁判官・検察官、法曹三者の職業紹介!
仕事内容ととある一日

弁護士・裁判官・検察官は法曹三者とも言われ、法律系資格の最高峰ともいえる司法試験に合格した後、就くことができる仕事です。

ドラマや小説などでもよく登場する職種なので、弁護士・裁判官・検察官という名前は知名度も高く、こんな仕事をする人たちかな、法律を使って問題を解決する専門家かな、とイメージできる人も少なくないでしょう。

これら三つの職業、法曹三者は、いずれも法律を武器に社会の秩序や正義を支える重要な存在ですが、その仕事内容や働き方、求められる資質は大きく異なります。

将来の夢、進路として検討している場合、「自分に合っているのはどの職種か」を知ることは、自分のやりたいことに近づく重要な第一歩となります。

本記事では、弁護士・裁判官・検察官、法曹三者それぞれの仕事内容や役割をわかりやすく解説するとともに、「とある一日」の流れを通して、リアルな働き方のイメージを掴めるように紹介していきます。

法曹を目指す方はもちろん、法律職に興味のある方もぜひ参考にしてみてください。
 

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弁護士・裁判官・検察官、法曹三者になるには?

弁護士・裁判官・検察官といった「法曹三者」になるためには、共通のルートを経る必要があります。

基本知識として、弁護士・裁判官・検察官になるための道のりを確認しておきましょう。
 

まず目指すべき最初の難関は、司法試験の合格です。

司法試験には受験資格があるので、その受験資格を得てから試験に挑戦し、司法試験に合格する必要があります。
(司法試験合格までの様々な情報は辰已コラムで配信中です。)
辰已コラム

司法試験は法律系資格の中でも最難関とされており、原則として法科大学院を修了(在学中受験制度もあり)するか、予備試験に合格することで受験資格を得ることができます。

この試験に合格することで、法曹としてのスタートラインに立つことができます。

▶ 司法試験合格までには、どんな勉強をするの?法律超入門!主要法律科目とは?何を勉強して将来どう役立つのかを解説します!

 
とはいえ司法試験に合格したからといって、即、弁護士・裁判官・検察官といった法曹三者の資格を得られるわけではありません。

そこから約1年間の司法修習という修習(研修)を受ける必要があります。

司法修習では、司裁判所、検察庁、弁護士会での実務修習を受け、法曹三者になるのに必要な実務を経験・勉強していきます。

この司法修習の修了後、二回試験と呼ばれている試験に合格することで、初めて弁護士・裁判官・検察官といった法曹三者になる資格を得ることができます。

法曹三者へのルート

この二回試験合格後に弁護士・裁判官・検察官の進路を選択していきます。

特に裁判官・検察官の進路を希望する場合は、本人の希望や司法修習での成績などを踏まえたうえで決定されるので、司法修習中の勉強は大変重要な位置を占めます。

これを経て、弁護士は法律事務所などに所属して活動し、裁判官や検察官はそれぞれ任官・任検という形で公務員としてのキャリアをスタートさせます。

 

このように、法曹三者になるためには長い道のりと高いハードルがありますが、その分、社会的責任とやりがいの大きい職業です。

どの進路を選ぶにしても、まずは司法試験合格を目指すことが第一歩となります。

弁護士・裁判官・検察官のキャリアと求められる資質

司法試験合格 → 司法修習修了 → 二回試験合格、その後の弁護士・裁判官・検察官の各進路についてどのようなキャリアがあり、法曹三者として何が求められるのか、大枠を掴んでいきましょう。

法律を扱い問題を解決していくことは共通していても、その役割はハッキリと別れています。

将来どの進路に進みたいのか、目標は早めに定めておいた方がいざ選択の場に立った時に、後悔のない道を掴み取ることができるでしょう。

また長く厳しい勉強期間に耐えうるモチベーションの維持にも重要な位置を占めます。

まずは弁護士・裁判官・検察官の役割を確認しておきましょう。

■弁護士の場合

キャリア

司法修習後、法律事務所に入所するのが一般的です。
数年間、先輩弁護士の下で経験を積んだ後、事務所の共同経営者(パートナー)を目指したり、独立開業したりする道があります。
また、企業内弁護士として組織に属する、任期付き公務員として働くなど、その道は多岐にわたります。

求められる資質

依頼者の話に真摯に耳を傾ける傾聴力、相手を説得する交渉力、そして多様な依頼者や事件に対応できる柔軟性。
独立開業を目指すなら、経営者としての能力も必要になります。

■裁判官の場合

キャリア

司法修習後、「判事補」としてキャリアをスタートします。
10年間、様々な裁判所で経験を積んだ後、一人前の「判事」となります。
その後は、部をまとめる「部総括判事」や、各裁判所のトップである「所長」などを目指します。
全国転勤が伴います。

求められる資質

何事にも動じない公平性、膨大な記録を読み解く忍耐力、当事者の人生を背負う覚悟と責任感、そして常に学び続ける謙虚さが不可欠です。

■検察官の場合

キャリア

司法修習後、「検事」として検察庁に採用されます。
裁判員裁判を担当する公判部、大規模な経済事件などを捜査する特別捜査部(特捜部)など、様々な部署を経験します。
数年ごとに全国の検察庁へ転勤し、キャリアを積んでいきます。

求められる資質

社会正義を実現するという強い信念、被疑者と対峙する精神的な強靭さ、複雑な事件の真相を解明する鋭い分析力と論理的思考力が求められます。

弁護士・裁判官・検察官の主な仕事について

弁護士・裁判官・検察官になった後の主な仕事をみていきましょう。

それぞれの仕事内容や働き方、とある一日をまとめていきます。

またフィクションではありますが、法曹三者を題材にしたドラマや小説などの作品も集めてみました。

法曹三者になったらどんな生活になるんだろう?

ぜひ夢への一歩のためイメージしてみてください。

■弁護士の場合

「基本的人権を擁護し、社会正義を実現すること」が使命。
人々の権利を守る社会生活上の医師。

仕事内容&多様な働き方

〇刑事事件
被疑者・被告人の弁護人として活動。

〇民事・家事事件
個人や企業の代理人として交渉。

〇紛争の未然防止
契約書チェックや法律相談。

【町弁護士】
地域住民の身近な問題に寄り添う。

【渉外弁護士(Law Firm)】
国境を超えるビジネス法務の最前線で戦う。
 

とある弁護士の一日
  • 109:30
    事務所で遺産分割協議。感情的になる相続人らを冷静になだめ、合意点を探る。
  • 214:00
    法廷で依頼人の無罪を主張。検察官の厳しい追及に、証拠を元に的確に反論する。
  • 319:00
    海外企業とM&A交渉。深夜まで続くビデオ会議で、一歩も引かずに国益を背負って戦う。

 

映画・TVドラマ・小説・漫画で主役の作品

『99.9刑事専門弁護士』主演:松本潤
『リーガル・ハイ』主演:堺雅人
『三度目の殺人』主演:福山雅治
『元彼の遺言状』著:新川帆立
  ドラマ版主演:綾瀬はるか
『SUITS/スーツ』主演:織田裕二

■裁判官の場合

「憲法や法律に束縛されるほかは、良心に従って、独立して各事件について判断を行う。」公平な判断を下す社会の最後の砦。

仕事内容&多様な働き方

〇刑事事件
被告人が有罪か無罪か、刑罰が適切かを判断。

〇民事事件
個人や企業間の争いを法に基づき解決。

〇家事事件
離婚や相続など家族の問題を円満解決に導く。

〇少年事件
少年の更生に最も適切な処分を判断。
 

とある裁判官の一日
  • 110:00
    窃盗事件で被告人の母に証人尋問。言葉の裏の真実を見抜こうと神経を集中させる。
  • 214:00
    3人の裁判官で合議。証拠の評価を巡り、それぞれの視点から意見を戦わせる。
  • 319:00
    被告人の公正の可能性を信じ、一文一文に想いを込め、深夜まで判決文を起案する。

 

映画・TVドラマ・小説・漫画で主役の作品

『それでもボクはやってない』主演:加瀬亮
『イチケイのカラス』主演:竹野内豊
『虎に翼』主演:伊藤沙莉
『魔女裁判』主演:生田斗真
『絶叫法廷』著:今野敏

■検察官の場合

起訴する権限を唯一持つ国家機関。
社会の正義を代表する公益の代表者。

仕事内容&多様な働き方

〇捜査と起訴・不起訴の判断
証拠に基づき、裁判にかけるべきかを決定。

〇裁判での立証
法廷で犯罪を証明し、適切な刑罰を求める。

〇裁判の執行監督
言い渡された刑罰が正しく執行されるかを見届ける。
 

とある検察官の一日
  • 110:00
    詐欺グループ主犯格と対峙。粘り強い質問で金の流れを解明しようと試みる。
  • 214:00
    3被害者の無念を胸に、法廷で被告人の犯行の悪質さを厳しく追及する。
  • 319:00
    一人の人生を左右する重圧の中、膨大な証拠と法律だけを頼りに起訴か否かを判断する。

 

映画・TVドラマ・小説・漫画で主役の作品

『HERO』主演:木村拓哉
『検察側の罪人』主演:木村拓哉、二宮和也
『正義のセ』主演:吉高由里子
『検事の本懐』著:柚月裕子
『罪の声』主演:塩田武士

弁護士・裁判官・検察官になるために必要なこと

弁護士・裁判官・検察官という法曹三者への道のりは決して平坦ではありません。

長期間にわたる学習と厳しい試験を乗り越える覚悟が求められます。

しかし、その過程で身につく論理的思考力や問題解決能力、そして法的な視点は、人生のあらゆる場面で大きな武器となるでしょう。

また、弁護士・裁判官・検察官の法曹三者はいずれも、社会の公正や秩序を支える重要な役割を担う存在です。

責任の重さと引き換えに、人の人生や社会に直接関わることができるという大きなやりがいがある仕事です。

 

これから弁護士・裁判官・検察官という法曹三者を目指す人にとって大切なのは、「なぜその道を選ぶのか」「〇〇になる!」という軸を持つことです。

法曹三者になるための資格を手にするまでは、決して楽な道ではないからです。

長い時間と膨大な量の勉強をこなし、予備試験に合格する、司法試験に合格する、など1つ1つ大きな壁を乗り越えていく、強い意志と忍耐力も必要になります。

だからこそ、こうなりたいという信念や希望が、あなたを支える大きな柱になり、力となる、そう、あなたを動かす原動力になるのです。

 

それでも、長い勉強期間の中で時に挫折をしたり、迷いが生じたり、今やるべきことが分からなくなったり、そんな迷路に迷い込んでしまうことがあるかもしれません。

そんな時は、私たち辰已法律研究所にご相談ください。

創業50年以上長く続く中で、多くの受験生と苦楽を共にしてきた経験を持って、その迷路を全力でナビゲートします。

 

自分なりの志を胸に、一歩ずつ着実に歩みを進めていきましょう。

あなたの未来はあなたのもの。

その努力の先には、他では得られない価値ある経験と成長が待っています。

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