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【司法試験・予備試験CBT】法務省プレテスト体験記|受験者の声と本試験対策

2026年の予備試験&司法試験からCBT試験が導入されることにつき(当年、予備試験は論文のみ)、法務省のCBTテストセンターにてプレテストが実施されました。

今回は実際にこの法務省のプレテストを受験した方々から頂いた率直なご意見の一部をシェアします。

実際のCBTテストセンターでの受験、そして法務省の試験システム、体験してみてどうだったのでしょうか?

  • 受験環境
  • システム環境
  • 運営環境 など

CBT元年の未知の試験に対して、今回の法務省CBT試験プレテストの実体験は、受験生にかなり貴重な情報になります。
是非、一読してみてください!

なお、今回残念だったのは、プレテスト実施時に、このような受験生の声を聞く機会が設けられなかったこと。
簡単なアンケートなど手段はいくらでもあったと思います。
実際、受験生の皆様からも「なぜアンケートもないのか」という声を伺いました。

そこで、辰已法律研究所では、皆様のお声を法務省へ意見書という形でお届けすべく、近日アンケートを実施いたします。
ぜひご協力をいただけましたら幸いでございます。

最後に、辰已法律研究所でのCBTシステムは、本試験により近い仕様になるよう制作・運用しています。
法務省と辰已法律研究所のCBTシステムの比較なども絡めて、この点もご案内します。

⇒ 法務省の情報も含めCBT関連の情報をこちらでまとめています。

まずは法務省のCBTプレテストの概要のまとめから

令和8年2/10(火)、11(水/祝)に全国のCBT試験センターにおいて、法務省の司法試験&予備試験に対するCBT試験のプレテストが実施されました。

項目 内容
1場所 CBT試験センター(全国に点在)
2日程 令和8年2/10(火)、11(水/祝)
 ※プレテストは終了しました。
3試験時間 70分
4試験科目 論文試験(公法系科目)50分※ (休憩5分)
 短答式試験(憲法)15分 ※過去に実施した司法試験等の問題から出題
5受験手数料 無料

 
この法務省のCBTプレテストのポイントは、

①CBTテストセンターで受験できる
CBTテストセンターでは厳重な本人確認と手荷物管理など独特の作法があります。
そのため、試験会場に入るまで(パソコンに座るまで)など、試験当日慌ててリズムを崩さないためにも、試験関係の手順や環境を把握しておく必要があります。

②論文試験は50分、短答式は15分という変則スタイル
実際の試験とは異なる短い試験設定がされていますが、ひとりでも多くの方が体験できるようにという配慮だと考えられます。
試験時間は短いですが、会場への入室から試験終了、退出までの全体的な流れが掴めるのは、大きな収穫です。
また実際の法務省のCBTシステムを触れる機会は、貴重な情報源となります。

 
辰已のCBT情報

法務省CBTプレテストを実際に受けてみてどうだった?

予備試験&司法試験のCBT試験については、制度の概要や導入時期といった情報は法務省から徐々に明らかになってきています。

ですが実際の試験会場で「どのように感じるのか」「どこで戸惑うのか」といった感覚的な部分までは、なかなか見えてきません。
特に、入室から試験開始までの流れや、画面操作、時間の進み方に対する心理的な影響などは、実際に体験してみて初めて分かる要素が多くあります。

 
ここからは、法務省のCBT試験のプレテストを受験した方々の声を通じて、CBT試験の現場で起きていたことをできる限り具体的にご紹介していきます。

良かった点だけでなく、違和感を覚えた点や戸惑った場面も含め、受験生自身の目線で語られています。
机やPCといった物理的な環境から、操作面でのストレス、時間管理の難しさに至るまで、これらの声は、知識や実力とは別の次元で求められる準備段階の重要性を示しています。

CBT試験では、事前に環境や流れを知っているかどうかが、試験当日の落ち着きや集中力に大きく影響する可能性があります。
以下の法務省CBT試験のプレテスト受験生の声を通して、リアルな姿をイメージしながら本試験に向けた準備のヒントを掴んでみてください。

① 試験運営および会場環境について

ここでは、試験会場の雰囲気や運営体制、待合室・ロッカーの状況など、試験全体を通じて受験生が感じた印象についての声を掲載しています。
実際に足を運んでみて初めて分かる点が多く、本試験を想定するうえで参考になる内容です。

実際の試験開始までの流れは以下のようになっていました。
基本的に、係員の指示やパソコン画面上の指示に従うようになります。
 控室入室 → 受付 → 荷物ロッカーへ → 待機 → 時間になったら試験室入室 → 着席 → ログイン → 試験開始

■受験生の声

辰已のシステムで練習していたら間違いなく有利。
待合室は狭いので座れない人も。帰りはごった返す。ロッカーは狭い。コート類はきつい。夏は軽装なので良いが。
試験中の見回りは30分経ったときに1回やってきたのみだった。正直緩い。
部屋の音は静か。
開始すると扉が閉められて、監督は席を外す時間が長かった。
1つ前の回の受験生の中に、車いすの方が1名いました。段差がほぼないので、移動はスムーズそうに見えました。
ロッカーが縦細だったので、リュックを入れる際に、詰まったので一瞬入らないのではないかと焦りましたが、押し込んで詰まっていたところさえ通してしまえば、そのあとは、すんなり入りました。
リュックとノートパソコン入りのバックとコートはすべて入るくらいの奥行と高さはあったので、前に別のCBT短答を会場で受けたところよりも余裕をもって入れることは出来ました。
パソコンルームに入るまで並んだので、どのタイミングで列に入るかも重要かなと思いました。理由としては、列に入る時点でロッカーにあるものを全て仕舞った状態にしておく必要があるので、ギリギリまで資料を見たい場合、早めに列に行って、地味に待つより、少しでも粘っておきたいなという感情になる気がするためです。
試験会場は60人程度の部屋で一室のみであった。立川の試験会場があそこだけだとした場合、競争はかなり激しくなると思われる(受験会場 立川駅北口A)。
トイレも一箇所のみと思われ、小便器5、個室3であり、休憩時間のトイレは男性でも並ぶ可能性が高い(女性はもっと大変だろうなと思った)(受験会場 立川駅北口A)。
防犯カメラが頭上に一人一台手元を移す形で設置されていた。受付の横にモニターがあり、そこで不正がないかを厳重に確認していると思われる(受験会場 立川駅北口A)。
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② 試験開始手続およびログイン操作に関する注意点

CBT試験特有の「試験開始までの流れ」について、受験生が戸惑いやすいポイントが挙げられています。
特に、ログイン後の操作や試験開始のタイミングについては、本試験前に必ず把握しておきたい重要事項です。

■受験生の声

同意ボタンをクリックしていないと試験が開始されない。
試験は自動で始まると言われているが、注意事項→同意のプロセスをしないと、試験は始まらない。 この点、気づかずに待っていると試験時間が減ってしまう。
席に座ったらログイン画面で受験番号とログインIDを入れる。
試験までにログインして、注意事項を読んでOKしないと試験が始まらない(論文から短答への休憩時間の間にも再度ログインをしないといけなかった)。
OKすると体験版にある「科目(年度)」のような画面に飛ぶ。
「はじめ」の声かけがなく、なんとなくぬるっと始まった印象でした。そのため、開始に気づかず、少し出遅れてしまいました。
短答のログインをする際に、テンキーの方ではなく、キーボードの方で数字を入力してしまったため、数字が大文字になっていたことからログインをミスしてしまい、時間をロスしてしまいました。
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③ 持ち込み物・会場内ルールに関する実情

飲み物の扱いや耳栓の使用、トイレ時の対応など、会場内の細かなルールについての実体験が寄せられています。
事前に知っておくことで、当日の無用な混乱やストレスを防ぐことができます。

■受験生の声

クリアボトルはNG。ペットボトルのみ可。
飲み物は要件に外れるものは控室のロッカーに入れるよう指示されるらしい。
「水」もしくは「ラベル」ではじかれた人がいるとのこと。
飲み物を置けるのは床のみ。
ブザーを鳴らすと係員が飛んでくる(その際音は教室内には出ない)。
トイレに行く際は係員がモニターをOFF→戻ったら係員がモニターON。
トイレへ行くときは、受験案内票を持参の係員1名が引率した。
耳栓は本人が用意したものを持ちこんでOK。カンニングし放題では?と不安になりました。
キャリーケースを持参している人は、係の方に預けていました。
腕時計は外してロッカーへ、飲料はラベルをはがしたペットボトルの水(1000mm以内)、ティッシュは透明でない限りはがして中身だけ持ち込む、受付で渡した受験案内票には書き込みをしないで、と強調して声かけがあった。
空気清浄機が必要以上に置かれており、この音で日常音はかき消される。
筆記用具が一切持ち込み禁止となっており、机にはショボいシャーペンが一本置かれていた。そのため、答案の校正をマーカーや色ペンを使って使用することはできないため、メモ程度に使うことしかできないと感じた。
飲料についても水のみと指定された。去年は集中力を回復させることを目的として、コーヒーを持ち込んでいたが今年からそれができなくなるのは個人的にしんどいと思った。また、飲料は足元に置くよう指示がされたが、スペースが狭いため、蹴とばしたりする可能性は去年より高いと思った(となりの人が置いたペットボトルがかなり近い位置にあり、うっとおしさも感じた)。
昼食を食べれそうな場所が特になかった。去年は自席でおにぎりを食べたが、CBTは飲食禁止であると考えると、どこでお昼をとればいいかはしっかり準備をしないと食べ損ねる危険性もあると思われる。
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④ 使用機器・机・備品など試験環境(ハード面)について

PCやキーボード、机の広さ、筆記用具といった試験環境のハード面についての声をまとめています。
普段の学習環境との違いを把握しておくことは、CBT試験において重要なポイントとなります。

■受験生の声

私が受けた会場では、シャーペンはペンテル e-sharp0.5(AZ125-3J)だった。ちなみに消しゴムはついていなかった。池袋会場とは違う。
パソコンはDELL OptiPlex3060だった。
キーボード&マウスにブランド名表示がなかった。
マウスとキーボードはサンワサプライ製(静穏設計)
シャープペンシルは0.5mmだった。
消しゴムはなし。シャープペンシルの消しゴムは使ってもよい。コクヨ製(パワーフィット)だった。
パソコンはHP製だった。
机は辰已のCBTルームよりかも広かったけど、答案構成用紙などを使うと狭さを感じる。
キーボードはかなり打ちづらいと感じた。キーボードは静穏タイプであったが、なぜか硬かったため、結構力を入れて打たないと入力判定にならなかったので、1時間のテストで腕が結構パンパンになった感じがした。同じローの子も立川で受験しており、3人にも確認したが同様の感想であったため、個体差によるものではなかった。 ただ、打っていくうちに少し打ちやすくなっていった感覚はあったため、もしかしたら新品であったため、硬さがあったのかもしれない。
PCのスペックはだいぶ低いものであったが、受験中に固まったりすることはなかった。また、かなり速い速度で適当に文字を打ってみたが、それでも自然な入力感ではあった。
モニターは24インチであったが、そこまで小さいという感じはなかった。
デスクの幅はA4の紙を横にして3枚分くらいだったので、おそらく100㎝程度であった。奥行はキーボードと答案校正用紙をおいたらほとんどスペースはなくなったため、こちらも100cmほどと思われる。このようなスペースであるため、答案校正用紙はA3のものを配られたが、広げて使うことは不可能であるため、半分に折って横向きにして使うしかできなかった。
司法試験六法を広げて、答案校正用紙も横にならべたら、他に何もおけなかった。
衝立も前面と左右にあることから、結構圧迫感はあったが、試験が始まればそこまで気にはならなかった。
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⑤ CBT特有の操作性・答案作成時の留意点

CBT試験ならではの文字入力、変換、画面操作、マーカーやメモの使い方など、答案作成時に感じたストレスや違和感についての声です。
知識とは別次元の「操作への慣れ」が問われる点が浮き彫りになっています。

■受験生の声

練習画面の色や倍率等の設定が試験画面にも反映された。
半角/全角の設定はリセットされた。
「有形力」「行使」「留まる」が一発では変換で出てこなかった。
変換についてのストレスも体験しておくべきポイントかもしれない。
私はこれまで問題文にマーカーを引いたりしていませんでしたが、今回はマーカーを使わないとやりにくいなと感じました。ただ、うまく真っすぐ引けず、何度か引き直しました。
付箋に書くか、答案構成用紙に書くか、メモ帳を使うか迷いながら進めてしまい、無駄に時間を使ってしまいました。
普段パソコンを使っているので打ち慣れていると思っていましたが、キーボードの感覚が普段と違い、思った以上に打ち間違いが多かったです。
「資質」を「脂質」と誤変換してしまうなど、変換ミスが意外と面倒でした。
短答しかないときの答案構成用紙があるかは不明。
辰已のCBTシステムとほぼ変わらなかった。
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⑥ 時間管理・精神的負荷および総合的な感想

画面上での時間表示や試験中の緊張感、休憩時間の過ごし方など、精神面・時間管理に関する受験生の率直な感想を掲載しています。
CBT試験における「本番環境への慣れ」の重要性が強く伝わってきます。

■受験生の声

ロッカーに荷物を置いて色々な物から隔絶された状況というのは、経験しておかないとしんどいかもしれない。
全国模試などで経験しておく必要性は感じた。
今までの試験では腕時計だったのが、今度はパソコン上の時刻表示と赤文字のカウンターに代わったので、特に赤文字の時間のカウンターで時間が減っていくのを見ると、気持ち的に焦ってきてしまい、思考も引っ張られてしまうので、その辺は、慣れておかないと本番でテンパってしまい、最後の粘りを見せられずに終わってしまう人もいそうな気がしました。
休憩中にどうやって過ごそうかなというのは非常に考えました。現地で渡されたA4両面の紙の内容だけでは、どこまでやっていいのか、注意されないのか、把握しきれないかったので、行動は狭まるかなという気がしました。
答案構成のやり方や、問題用紙へのまとめ方など答案戦略を練るには、本番環境で出来る限り練習したいと感じました。
辰已で練習していたので、いつも通り解けた。違和感もなかった。
本試験の時に食事がとれるかどうかについての指示は現在不明。
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法務省プレテスト受験者の声から見えた、CBT試験で特に注意すべきポイント

今回の法務省CBTプレテストの受験者の声を通して浮かび上がってきたのは、CBT試験では「知識」や「実力」以前に、環境・手続・操作への理解と慣れが結果に影響しうるという点です。

  • 試験開始までの流れ
  • ログイン操作
  • 同意画面の確認

とりわけこのような初動部分は、事前に把握していないと、意図せず試験時間を削ってしまうリスクがあります。
今回の法務省のCBT試験のプレテスト受験者の中にも、試験開始に気づかず時間が経過していた、という方もいらっしゃいました。

試験時間になると自動で試験が開始されますが、それはあくまで「時間」に関してであり、実際は問題が表示されるための規定の画面に行くまでの手順が必要である、ということを留意しておきましょう。
画面上の注意事項を確認後、同意をクリックしておかないと、時間は経過するが問題が表示されないなど、今回の法務省のプレテストで重要な気づきが得られました。

  • PC・キーボード・机といったハード面の違い
  • 画面上で進んでいく時間表示による心理的な焦り
  • 変換ミスや入力感覚のズレ

このようなCBT試験特有の負荷も複数指摘されています。

また会場が異なると、パソコンの機種やマウス・キーボード、シャープペンシルなどの環境は、現時点において、統一感がなく受験生全員が全く同じ環境で受験、というわけではなさそうです。
そもそも法務省専用の施設での試験実施ではなく、一般のCBTテストセンターでの実施のため、各会場による環境自体の多少の差異は十分に考えられます。
ただ一般のCBTテストセンターでは他の資格試験のCBT試験を行っていることも鑑みれば、「会場」により不公平になるというレベルの差までは出ていないのではないでしょうか。

別途、強いて挙げるとすれば、受験生の声の中に例えばキーボードが硬い、いつもと違うからタイピングや変換などの入力がしにくいという声もありました。
この辺りは普段使用しないキーボードを使用してみて、日頃から慣れないキーボードに触りつつ、対応力を付ける他ありません。

これらは本質的な法的思考力とは直接関係がないにもかかわらず、本番では確実に結果に影響を及ぼします。

受験者の声からは、「事前に体験していれば防げた」「慣れていれば気にならなかった」「辰已のシステムで練習していたら間違いなく有利」というコメントが見られました。
辰已法律研究所では答練や模試などを通して、本試験に近いCBTシステムを操作できる環境をご用意しています。
習うより慣れろではありませんが、貴重な実践の場を是非活用してみてください。

 
次に、このような物理的環境の他、お寄せいただいた声から特に目に付いたのが、本試験での休憩時の過ごし方についてです。
当然CBTルームでの飲食はできないので、どこで休憩時間を過ごすべきかは大きな問題です。
現状は控室での飲食の有無が不明であったり、場所自体が狭かったりするため、必然的に外へ出て時間を過ごす受験生も多いと考えられます。

そうなると、天候を考慮した現地の休憩できそうな場所探しなど、会場の周辺地理にも前もって気を配る必要がでてきます。
 

このようにCBT試験では、試験内容そのものだけでなく、試験を受ける状況・環境への準備が不可欠であることが、改めて示されたと言えるでしょう。

法務省のCBTと辰已法律研究所CBTシステムの違いは?

法務省のCBT試験のプレテストは、実際のCBTテストセンターと法務省の試験システムを体験できる点に大きな意義がありました。
一方で、試験時間や科目構成は本試験とは異なる簡易的な設定であり、あくまで環境やシステムの体験に主眼を置いたものです。

これに対し、辰已法律研究所のCBTシステムは、本試験での使用感をできる限り再現することを目的として設計・運用されています。

辰已では司法試験受験生に向けて、短答と論文のCBTシステムを使用した答練や模試を。
予備試験受験生に向けて、論文のCBTシステムを使用した答練や模試を実施しています。

そこでは画面構成、操作方法、答案作成の流れなどについて、日常的な演習の中で繰り返し体験しCBTシステムに慣れていく訓練が行えます。
もちろん出題する内容は、選りすぐりの自信を持ってご提供できる問題ばかりです。
実際、今回の法務省のCBT試験のプレテスト受験者の声の中にも、「辰已で練習していたため違和感なく解けた」「事前のCBT演習が有利に働いた」といったご意見をいただきました
このことからも、法務省のCBT試験システムと、辰已法律研究所がご提供しているCBTシステムには、大きな差異がないことが実証されたと考えています。

本番を想定した継続的な訓練は、予備試験と司法試験の本番を迎える上で、欠かすことのできない対策の1つであると考えられます。
この訓練を行うことで、CBT試験への対応力をより高めることができ、安心して予備試験・司法試験に挑むことが可能となります。

CBT本試験に向けて、今から受験生がやっておくべきこと

今回の法務省CBT試験のプレテストの体験談から明らかになったのは、CBT試験では「初見の状況」が大きなストレス要因になるという点です。

知らない場所、勝手が分からない環境や手順、そして長時間に及ぶCBTシステムでの過酷な試験。
したがって、今後予備試験や司法試験に向けて受験生が意識すべきなのは、できるだけ多くの要素を既知のものにしておくことです。

具体的には、

  • CBT試験形式での答案作成に慣れておくこと
  • 画面上での時間管理に適応しておくこと
  • マーカーやメモ機能の使い方を事前に試しておくこと

などが挙げられます。

また、ログイン操作や試験開始までの流れを頭で理解しているだけでなく、実際の操作として身体に覚えさせておくことも重要です。

CBT試験は、当日の対応力がそのままパフォーマンスに直結しやすい試験形式なので、継続して知識や答案構成力を磨くと同時に、CBTという試験様式そのものへの対策を早い段階から組み込んでいくことが、安定した実力発揮につながります。

 
また、CBTシステム面のみでなくそれ以外の外部環境にも目を向けておきましょう。

例えば持ち物であったり、本試験当日の休憩時間の過ごし方をどうするか、という部分です。

特に本試験での休憩時の過ごし方は前もって考えておく必要があります。
現時点で会場内(パソコンのCBTルームは除く)で休憩できるのか否かは不明です。
会場によっては、控室がかなり狭い場合もあり休憩ができない場合もあります。
そうすると会場外で休憩場所を確保しなくてはなりません。

行き当たりばったりで本試験当日に休憩場所を決めるのは、精神的にもキツイものがあるので、できれば本試験の候補地の下見など(せめてマップを見ておく)、休憩場所をどうするか準備しておきたいところです。

辰已の司法試験CBT全国公開模試では、法務省CBT試験のプレテスト実施会場と同会場もご用意しています。
⇒ 司法試験CBT全国公開模試の実施会場

2026年2月時点で本試験会場は発表されていませんが、プレ本試験として司法試験CBT全国公開模試をご活用ください。

・初見の問題に対する対応力を養う
・本試験に近しいCBTシステムで、本番力を養う
・実際にCBTテストセンターで受験をし、本試験当日の過ごし方をシミュレートする

普段の勉強や答練では得られない、貴重な体験ができるのが模試の真骨頂です。

受験生の本試験の一助になることは間違いありません。

CBTシステムに慣れたい!初見の問題に1問でも多く触れたい!

まとめ|CBT元年だからこそ、知っている人が一歩リードする!

2026年から本格的に始まる予備試験(短答のみ)と司法試験のCBT試験は、これまでの筆記試験とは異なる特性を持つ、新しい試験様式です。

今回の法務省CBT試験のプレテストの受験者の声からは、CBT試験が単なる試験形式の変更にとどまらず、受験生の準備のあり方そのものを変える可能性があることが伝わってきました。
特別な裏技が必要なわけではありませんが、事前に知っているかどうか、体験しているかどうかで、当日の落ち着きや集中力に差が生じるのは確かです。

2026年2月現在、まだ誰も予備試験と司法試験のCBT試験での本試験を受験していません。
そう、CBT元年である今だからこそ、情報や体験の差が、そのまま受験生のアドバンテージにつながります。

本記事でご紹介しました実体験や気づきが、これからCBT試験に臨む受験生の皆様にとって、準備の指針となれば幸いです。
また環境に振り回されることなく、実力を発揮するための一助として、ぜひ辰已法律研究所をご活用ください。

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