1. ホーム
  2. 法律超入門!主要法律科目とは?何を勉強して将来どう役立つのか予備校が解...

法律超入門!主要法律科目とは?何を勉強して将来どう役立つのか予備校が解説!

サブスク対応基礎講座

公開:2025.11.00

法律の勉強を始めようとしたとき、まず最初に疑問に思うのが、

  • そもそも法律って何?
  • 憲法、民法、刑法とかって何を学ぶ科目なの?

という点ではないでしょうか。

それぞれの法律には、社会のルールを支えるための重要な役割があります。

例えば学校で少し学んだことのある憲法では、国全体のルールっぽいこと言ってるなと思いますし、テレビドラマでは刑法〇条という言葉が出てきて、何か犯罪絡みの事件を取り締まる法律だなとイメージができます。

しかし、法律の勉強が初めての初心者の段階では、各法律同士の明確な違いがわかりにくく、どの科目をどのように勉強すればよいのかイマイチ分かりにくいと感じる方が多い傾向にあります。

また、将来弁護士などの法律家を目指す場合でも、「この科目を学ぶと将来どんな実務に結びつくのか?」と具体的にイメージできないまま学び始める人も少なくありません。

ただ漠然と勉強を始めてもつまらなく感じたり、各方面への関連性が掴めず挫折してしまうことも考えられます。

そもそも法律って何?

そこで今回は、法律を勉強するにあたって最も基本となる、主要法律科目にスポットを当てました。

主要法律科目とは何なのか、何を扱う分野なのか、なぜ学ぶ必要があるのか。

そして将来どのように役立つのか。

この辺りを法律初心者の方にもわかりやすく解説します。

ここで法律の全体像をつかみ、法律学習の迷子にならないための予備知識を蓄えていきましょう!

主要法律科目って何?法律家を目指すなら必須の科目はこれだ!

まず主要法律科目とは、法律を学ぶうえで最も基礎となり中心である科目のことを指します。

そしてこの主要法律科目を征することが、法律家への第一歩であり、法律家人生を左右すると言っても過言ではありません。

法律家を目指す人だけでなく、法律を体系的に学びたい初心者の方にとっても、まず押さえておくべき柱になる科目です。

  
一般に「主要科目」と呼ばれるのは、民法・憲法・刑法をはじめ、行政法や商法、民事訴訟法、刑事訴訟法と、法律の大枠を形づくる科目を指します。

主要法律科目はこれだ!

これらの法律は、社会の仕組みや国民の権利、トラブルの解決方法などを理解するために欠かせない役割を果たしています。

たとえば、ザックリ一言でまとめると、以下のようになります。

  • 人と人との生活上のルールを定めるのが、民法
  • 国の仕組みや国民の権利を扱うのが、憲法
  • 犯罪と刑罰のルールを示すのが、刑法
  • 行政機関の働きを理解するのが、行政法
  • 商売やビジネスをするときのルールをまとめたのが、商法
  • 裁判がどのように行われるかを定めるのが、民事訴訟法・刑事訴訟法

中でも民事訴訟法・刑事訴訟法は弁護士など法律家の実務の場面で、欠かせない法律知識です。

 

そしてこれら主要法律科目をベースに、多種多様の法律が構成されています。

皆さんが聞いたことのあるような、有名な法律を例に取ってみましょう。

 

例えば、道路交通法です。

道路交通法は、道路を安全に通行するためのルールを定めた法律です。

道路交通法イメージの信号機

信号・標識・制限速度・横断歩道の渡り方・自転車のルール・飲酒運転の禁止など、交通事故を防ぐための決まりをまとめたものです。

日常生活の中で、とても身近な法律ですね。

そして運転免許の取り消しや点数制度もこの法律に基づいて行われます。

簡単に言えば、みんなが安全に道路を使うための決まりごとをまとめた法律なのですが、これの基本にある法律が行政法・刑法です。

  
もう1つ例をあげると、消費者契約法です。

消費者契約法は、お店や会社との契約で、消費者が不利になりすぎないよう守ってくれる法律です。

消費者契約法のイメージ

例えば、
・うその説明で契約させられた
・強引に勧誘されて断れなかった
・契約書に消費者に不利すぎる内容が書かれていた
こうした場合に、契約を取り消せたり、無効にできたりします。

つまり、だまされたり、無理やり契約させられたりしないための消費者の味方と言える法律なのですが、これの基本にある法律が民法です。

 

このように主要法律科目は、数多くある法律全体の骨格を形成し、法律家としての基礎力を身につけるための中核となる科目群のことを指しています。

そのため初めて法律を学ぶなら、まずはこの主要法律科目を理解しておくことが必須となります。

それゆえに、法律家を目指すための登竜門である司法試験での受験科目にもなっているんですね。

 

サブスク対応基礎講座

法律はグループ分けされている?!

さて、主要法律科目が民法・憲法・刑法、行政法や商法、民事訴訟法、刑事訴訟法と分かったところで、これらの法律は大きくグループ分けすることができます。

そのグループは、法律の世界で性質や役割の違いに応じて、民事系・公法系・刑事系といった分類が用いられています。

これは単なるラベル付けではなく、「誰と誰のトラブルを扱うのか」「国はどこまで介入できるのか」「どんな権利を守るのか」といった法律の性質を理解しやすくするための、いわば地図のような役割を果たしています。

分類を知っておくことで、法律の全体像がつかみやすくなり、また各科目の結びつきを知っておくことで、法律の勉強がぐっと整理されていきます。

まずは民事系・公法系・刑事系の分類を簡単に押さえておきましょう。

主要法律科目のグループ分け

グループ1 民事系とは?

民事系

・公正な社会生活の原理となる

このグループに属するのは、主要法律科目の中では民法と商法、民事訴訟法です。

「市民vs市民」の関係を規律し、財産や取引、紛争解決のルールを定めます。

実務において最も基本的かつ重要な分野です。

争いの中心は「お金・契約・財産・事故・相続」といった生活に密着したものが多いのが特徴です。

グループ2 公法系とは?

公法系

・国からあなたを守る盾

このグループに属するのは、主要法律科目の中では憲法と行政法です。

「公権力(国や自治体) vs 国民」の関係を規律し、個人の権利が不当に侵害されないよう、チェック機能を果たす役割を担います。

憲法が抽象的なルールを定め、行政法がそれを具体的な行政活動に落とし込みます。

グループ3 刑事系とは?

刑事系

・人権保障の最前線

このグループに属するのは、主要法律科目の中では刑法と刑事訴訟法です。

「犯罪」という社会を脅かす行為に対し、国家がどう対応するかを規律します。

特に「冤罪防止」が最大の目的です。

社会の安全を守るために、国が捜査し、裁判を行い、刑罰を科す仕組みが中心になります。

主要法律科目で学ぶこと・役立つこと

ここからは、主要法律科目の各科目ごとに

  • 何を学ぶのか
  • なぜ学ぶのか
  • 将来役立つ力

などの概要をまとめていきます。

各法律科目の学習すべき方向性を知っておけば、実際に法律を学ぶときにイメージが付きやすくなり、難しい法律も取っ付きやすくなります。

日本の法律の土台となる主要法律科目の入口を覗いてみましょう!

サブスク対応基礎講座

主要法律科目 民事系 民法について

■民法って何?

人と人との日常のルールを決めた法律です。

お金の貸し借り、物の売り買い、相続、契約トラブルなど、私たちの生活に一番身近な基本ルールを定めています。

例えるなら、 「社会で生きていくための生活ルールブック」、それが民法です。

■民法
何を学ぶのか市民生活におけるトラブル解決の基本ルール。
未成年者の保護や取引の安全といった、利害関係のバランスの取り方を学びます。
なぜ学ぶのか誰もが安心して社会生活や経済活動を送れるよう、公平な紛争解決の指針を提供するためです。
将来役立つ力身近な日常生活のケースを素材に、どのような条件が揃えばどんな権利や義務が生じるのか、
三段論法という法律家の頭の使い方を最も徹底的に習得し理解する戦略的思考が身につきます。

■民法は難しい?

民法が難しいと言われる最大の理由は、まずその内容がとても抽象的で日常生活ではあまり使わない概念が多いことにあります。

「権利」「義務」「意思表示」「債務不履行」といった専門用語が次々に出てくるため、用語の意味を理解するだけでも最初のハードルになります。

さらに、民法の条文は一文が長く条件が複数重なるため、読み進めても「つまり何を言いたいのか」がつかみにくいという特徴もあります。

文章を目で追えても、内容が頭に入らないという経験をする人は少なくありません。

また、民法には原則がありながら、その後に例外、さらには例外の例外まで登場することがよくあります。

生活のさまざまなケースに対応するために柔軟な規定が多いのですが、その分だけ理解の負担が増え、覚えるだけでは太刀打ちできない場面も出てきます。

そして、契約やトラブルはケースごとに事情が異なるため、似たような事例でも結論が変わることがあります。

この「状況に応じて考える力」が求められる点が、民法を難しく感じさせるもう一つの要因です。

さらに民法は扱う領域が非常に広く、契約、不法行為、物権、相続、家族関係など、多岐にわたる分野を学ぶ必要があります。

どれも生活に密接に関わる大切なテーマですが、範囲が広いため勉強量が多く、全体像をつかむまでに時間がかかります。

 

専門用語の多さ、条文の読みづらさ、例外の複雑さ、ケース判断の難しさ、そして膨大な範囲、これらが組み合わさることで、民法は法律科目の中でも特に“難しい”と感じられやすい科目になっています。

それでも民法が重要と言われるのは、民法が「法律の考え方の土台」になるからです。

契約や権利・義務といった基本ルールが民法にまとまっているため、行政法や商法など他の分野を学ぶときも、民法の思考が必ず役に立ちます。

さらに、物を買う・借りる・相続するといった日常の多くが民法に基づいているため、学んだ内容がそのまま生活や仕事に直結する点でも欠かせない法律なのです。

学ぶ内容が多い科目ですが、一番身近に感じられる法律でもあります。

主要法律科目 民事系 商法(&会社法)について

■商法って何?

商売やビジネスをするときのルールをまとめた法律です。

もっと具体的にいうと、お店を開く、会社を作る、商品を売る、サービスを提供するなど、お金を稼ぐための活動(=商取引) をスムーズに進めるための決まりを定めています。

■商法
何を学ぶのか会社の運営や株主・ 役員に関するルール。複雑な条文から、ビジネス上の問題を解決する論理展開を学びます。
なぜ学ぶのか会社運営の安定と、 株主の権利を公正に確保し、健全な経済活動を支えるためです。
将来役立つ力身近な日常生活のケースを素材に、どのような条件が揃えばどんな権利や義務が生じるのか、
複雑なルールを正確に読み解き、ビジネス上の問題を解決する高度な専門知識と論理力が身につきます。

■商法(&会社法)は難しい?

商法が難しいと感じるのは、まず商取引や会社の仕組みといった普段の生活ではあまり触れない内容が多いからです。

たとえば、会社の設立手続き、取締役の責任、株式のルールなど、具体的な数字や手続きまで理解する必要があります。

また、民法のルールを前提に作られている部分が多く、民法を知らないと条文の意味がつかみにくいこともあります。

さらに、商法は例外規定や特殊な取引ルールが多いため、「基本ルールを覚えても、実務での応用に迷う」ことが初心者にはよくあります。

まとめると、商法は生活に身近な民法よりも抽象的・実務的な内容が多く、条文や手続きの量も多いため、最初は難しく感じやすい科目と言えます。

 

そして商法が重要と言われるのは、ビジネスや会社の仕組みを理解するための基本ルールだからです。

民法で契約や権利の考え方を学んだ上で、商法を学ぶと、会社の設立や運営、取引のルールを正しく理解できるようになります。

また、商取引に関わるトラブルの多くは商法の知識がないと解決できません。

つまり、法律を実務やビジネスに活かす上で欠かせない科目が商法(&会社法)なのです。

主要法律科目 民事系 民事訴訟法について

■民事訴訟法って何?

人と人のトラブルを裁判で解決するためのルールをまとめた法律です。

たとえば、契約トラブルやお金の貸し借りの争い、事故による損害賠償など、私人同士の争いは民事訴訟法に基づいて裁判が行われます。

裁判の手続き、証拠の出し方、判決の流れなどを定めているため、裁判をスムーズかつ公平に進めるための法律と言えます。

■民事訴訟法
何を学ぶのか裁判になってからの進め方、すなわち民法で学んだ権利義務を
裁判所でどう実現するかという「手続きの設計図」と運用の仕方を学びます。
なぜ学ぶのか当事者間の公平性を保ち、裁判を公正・迅速に進めるためです。
将来役立つ力訴訟の骨組みを理解し、「何を主張・証明すれば勝てるか」 という戦略的な思考が身につきます。

■民事訴訟法は難しい?

まず、手続きや流れを覚える必要がある点が難しさの大きな理由です。

民事訴訟法は、裁判を開くための手続き、訴状の書き方、証拠の提出方法、期日の進め方、判決や控訴までの流れなど、順序やルールが細かく決まっています。

単に条文を覚えるだけではなく、「この段階で何をすべきか」を理解することが求められるため、初学者には複雑に感じられます。

さらに、民事訴訟法は民法とのつながりが強いため、契約や不法行為の知識がないと条文の意味がつかみにくいこともあります。

つまり、民事訴訟法は手続き+民法知識の両方が前提になっている科目であるため、学ぶ順番や理解の仕方によって難易度を感じやすいのです。

ここでも民法の重要度が浮き彫りになりますね。

 

そして民事訴訟法が重要な理由は、法律の知識を実際に活かしてトラブルを解決するための“手順書””になるからです。

民法で契約や権利・義務を学んでも、争いが起きたときにどう裁判で解決するかがわからなければ、法律を実務で使うことはできません。

民事訴訟法を学ぶことで、裁判の手続きや証拠の出し方、判決の意味を理解でき、権利を守る方法や相手に請求する方法が具体的に見えてきます。

つまり、法律の知識を“絵に描いただけ”にせず、現実のトラブル解決に結びつける橋渡し役として、民事訴訟法は欠かせない科目なのです。

主要法律科目 公法系 憲法について

■憲法って何?

国のルールブックで、国民の権利や国の仕組みを決めた法律です。

もっと具体的にいうと、憲法は以下のようなことを定めています。

  • 国の組織(国会・内閣・裁判所など)がどう動くか
  • 国民の自由や権利(言論・信教・生活の自由など)を守る
  • 国家権力が強くなりすぎないよう制限する

つまり、憲法は国と国民の関係を決める最高ルールであり、ほかの法律はこの憲法に従って作られています。

■憲法
何を学ぶのか国家と国民の関係を定めるルールブック。人権制約の判断や、三権分立による統治機構を学びます。
なぜ学ぶのか国家権力による人権侵害を防ぎ、国民の自由と権利を未来永劫にわたって守るためです。
将来役立つ力ある行政処分や法律が「合憲か違憲か」を判断する、 法律家としての鋭い思考プロセスを習得します。

■憲法は難しい?

まず、憲法は抽象的な概念が多いことが特徴です。

「基本的人権」「公共の福祉」「違憲審査」など、日常生活で直接触れることの少ない言葉や考え方が出てくるため、理解するのに時間がかかります。

また、条文も簡潔ながら幅広い意味を含んでおり、一文を読むだけでは具体的な判断や使い方がイメージしにくいことがあります。

さらに、憲法は原則と例外のバランスが重要です。

たとえば「自由は原則として保障されるが、公共の福祉のために制限されることがある」というように、状況に応じて解釈や適用が変わる点も初心者には難しい部分です。

このように、憲法は条文自体が短くても、その裏にある考え方や解釈を理解する必要があるため、法律の中でも特に抽象度が高く、難しく感じやすい科目と言えます。

 

そして憲法が重要な理由は、すべての法律の土台であり、国と国民の関係を決める最高ルールだからです。

憲法を理解することで、私たちの自由や権利がどこまで保障され、どこまで制限されるのかがわかります。

また、行政や裁判所がどのような権限で動くのかも理解できるため、法律全体の枠組みをつかむことができます。

民法や刑法、商法などの個別の法律も、憲法に従って作られているため、憲法の理解がなければ法律の本質を正しく理解することはできません。

つまり、憲法は法律学の「地図」のような役割を果たし、法律家として社会のルールを正しく判断するために欠かせない科目なのです。

主要法律科目 公法系 行政法について

■行政法って何?

行政法は国や自治体などの行政機関が行う活動のルールを定めた法律です。

もっと具体的にいうと、行政が出す「許可・認可・指導・処分」の仕組みや、税金や道路・建築など、国や自治体が関わる手続き、国民や企業が行政に不服を申し立てる方法(行政訴訟など) などを扱っています。

つまり行政法は、行政が勝手にルールを決めすぎないように国民を守る法律であり、行政と国民の関係を整理するための法律です。

■行政法
何を学ぶのか憲法が定めたルールを、具体的な行政の現場でどう適用するかを学びます。
なぜ学ぶのか国民が行政活動によって不利益を被らないよう、適正な手続きと人権保障を具体的に担保するためです。
将来役立つ力抽象的な人権保障が、現実の行政の場でどのように実現されているかを理解する実践的な視点を身につけます。

■行政法は難しい?

まず、行政法は扱う対象が国や自治体といった行政機関であり、私人同士の契約やトラブルを扱う民法とは性質が大きく異なります。

そのため、条文の内容や手続きが日常生活ではイメージしにくく、理解に時間がかかってしまう傾向にあります。

さらに、行政法では法律の条文だけでなく判例や行政の運用ルールも学ぶ必要があります。

たとえば、建築許可や営業許可の手続き、処分の取り消し請求など、実務的な制度の理解が求められるため、抽象的な条文と具体的な行政実務の両方を押さえる必要があります。

また、憲法や民法とつながる部分も多く、権利制限や義務の根拠を理解するためには他の法律知識も必要になります。

このように、行政法は「対象が特殊」「条文と運用の両方を理解する必要がある」「他の法律とのつながりも重要」といった理由で、初心者には難しく感じられる科目です。

 

そして行政法が重要な理由は、国や自治体の活動と私たちの生活をつなぐルールを理解するためです。

行政は私たちの生活のあらゆる場面に関わります。

建築や営業の許可、税金の徴収、道路や福祉サービスの提供など、行政の判断や手続きは日常生活に直結しています。

行政法を学ぶことで、行政の権限や手続きの正しさを理解し、不当な処分から自分の権利を守ることができます。

また、行政法の考え方は、民法や憲法で学んだ権利・義務の理解ともつながり、法律全体を体系的に理解するうえでも欠かせません。

つまり、行政法は法律を実社会に活かすための重要な橋渡しとなる科目なのです。

主要法律科目 刑事系 刑法について

■刑法って何?

犯罪とその刑罰を定めた法律です。

もう少し具体的にいうと、殺人、窃盗、詐欺、傷害などの犯罪の内容や、犯罪をした人にどのような刑罰を科すか、 罪の重さや責任の取り方 など、社会の秩序を守るために、やってはいけないことと罰を明確にしたルールブックと考えればわかりやすいです。

■刑法
何を学ぶのかどんな行為が犯罪で、どんな刑罰を科すかを学びます。犯罪体系論という厳格な論理フレームワークを習得します。
なぜ学ぶのか人の生命や身体といった法益を守ると同時に、冤罪を防ぐため、犯罪成立のプロセスを厳密に判断するためです。
将来役立つ力複雑な事実関係から因果関係を導く、高度で緻密な分析力が養われます。

■刑法は難しい?

まず、刑法は行為の内容とそれに対する刑罰の関係を正確に理解する必要があるため、単純に条文を覚えるだけでは不十分です。

たとえば、同じ「傷害」でも状況によって刑の重さが変わったり、未遂や共同正犯などの概念を理解する必要があります。

さらに、刑法には抽象的な概念や判断基準が多い点も初心者には難しい部分です。

「故意」「過失」「正当防衛」「責任能力」といった言葉は、日常生活ではあまり使わないため、最初はイメージがつかみにくいことがあります。

また、刑法は犯罪の種類や条文の数が非常に多く、体系的に整理して理解することが求められる点でも難易度が高い科目です。

このように、条文の内容が抽象的で判断の幅があり、かつ量が多いことから、刑法は初心者にとって難しいと感じやすい科目になっています。

 

そして刑法が重要な理由は、社会の秩序を守り、人々の安全を保障する法律の基盤だからです。

犯罪が起きたとき、何が犯罪であり、どのような刑罰が科されるのかを定めるのが刑法です。

これを理解することで、法律家は犯罪被害者や加害者の権利・責任を正しく判断し、適切な対応を行うことができます。

また、刑法の考え方は、刑事事件の捜査や裁判の流れを定める刑事訴訟法と密接に結びついており、犯罪や罰の仕組みを総合的に理解するうえでも欠かせません。

つまり、刑法は法律を通じて社会の安全を守るための基礎であり、法律家として必ず押さえておきたい科目なのです。

主要法律科目 刑事系 刑事訴訟法について

■刑事訴訟法って何?

犯罪が起きたときに、裁判でどのように処理するかを定めた法律です。

たとえば、窃盗や詐欺、傷害などの犯罪が起きた場合、警察が捜査し、検察が起訴し、裁判所が判断して刑を決める、この一連の流れや手続きが刑事訴訟法で決められています。

また、被疑者や被害者の権利、証拠の扱い、判決の手続きなども細かく定められており、犯罪の処理を公平かつ正確に行うためのルールブックと言えます。

■刑事訴訟法
何を学ぶのか犯罪の捜査(逮捕・証拠収集)や公判の手続きを学びます。強制処分か任意処分かの判断など、
捜査の適法性を判断する力を養います。
なぜ学ぶのか冤罪という究極の人権侵害を絶対に防ぐため、国家権力の行使を厳しく監視するためです。
将来役立つ力身体拘束を受けている被疑者の人権と防御権が最大に保障される適正な仕組みを理解し、
人権保障の最前線で求められる知識を習得します。

■刑事訴訟法は難しい?

まず、刑事訴訟法は犯罪が起きた後の手続きの流れを理解する必要がある点で複雑です。

警察の捜査、検察の起訴、裁判所での審理、判決、控訴まで、一連の手順や関係者の役割を正確に把握する必要があります。

さらに、条文には抽象的な概念や条件が多く、「証拠の取り扱い」「被疑者・被害者の権利」「時効」「起訴の判断基準」など、状況によって適用が変わるものが多いのも難しいポイントです。

加えて、刑法の知識が前提となることもあります。

犯罪の内容や責任の程度を理解していないと、刑事訴訟法の条文や手続きの意味がつかみにくいのです。

このように、手続きの複雑さ・抽象的概念・他法律との関連の3点で、刑事訴訟法は初心者には難しい科目となっています。

 

そして刑事訴訟法が重要な理由は、犯罪が起きたときに法律を正しく使って社会の秩序を守るための手順を示す法律だからです。

犯罪の処理には、警察の捜査、検察の起訴、裁判所での審理、判決、控訴といった一連の手続きがあります。

刑事訴訟法を学ぶことで、法律家は被疑者や被害者の権利を守りながら、公平かつ適切に裁判を進めることができます。

また、刑法と連動して犯罪や刑罰の仕組みを総合的に理解するうえでも欠かせない科目です。

つまり、刑事訴訟法は法律を現実の社会で機能させるための「実務ルール」として、法律家にとって必須の科目なのです。

主要法律科目を学ぶ意味

法律入門ガイドとして主要法律科目を見てきましたが、民法・商法・民事訴訟法・憲法・行政法・刑法・刑事訴訟法、それぞれに学ぶ意味と役割があります。

民法は権利や契約の基本を理解する土台、商法はビジネスのルールを学ぶために、民事訴訟法や刑事訴訟法は法律を現実のトラブル解決に活かすために、憲法や行政法は国と国民の関係や行政の仕組みを理解するために必要です。

初心者のうちは条文や手続きの難しさに戸惑うかもしれません。

これらの科目を実直に学び身に付けることで、法律の考え方や社会のルールの全体像をつかむことができます。

ある意味この主要法律科目を習得することが、法律家へのスタートラインに立つと言うことでもあります。

 

そして、将来法律家になったときや、日常生活で権利や義務を考えるときにも、ここで学んだ知識は必ず役立つのです。

今回簡単にではありますが、法律の全体像や主要科目の役割が分かったところで、あとは実際に学んでいくことが大切です。

最初は条文や手続きが難しく感じるかもしれません。

膨大な条文や範囲に圧倒されるかもしれません。

ですが一つずつ理解を積み重ねれば、法律の考え方や社会のルールがしっかり身につきます。

法律の勉強を進めていくうえで、単に暗記することばかりに気を取られてはいけません。

法律、条文、その一つ一つが何を意味して、どんな背景を持って、何に関わりがあるのか、理解を深めながら勉強していくことがコツになります。

これから学ぶ過程で、法律の面白さや実生活・将来の仕事での役立ち方も実感できるはずです。

さあ、今から少しずつでも勉強を始めていきましょう!

法律学習初心者におすすめ!サブスク型 基礎講座!

辰已法律研究所でサブスク始めました!

法律の基本や主要科目の全体像を理解するためには、独学よりも体系的に学べる環境があるとぐっと理解が早くなります。

もちろん独学で学習することも可能ですが、膨大な範囲と難しい法律用語と解釈の仕方に圧倒され、法律の勉強、強いては弁護士などの法律家になる夢を諦めてしまう方も少なくありません。

 

そこで法律の勉強が初めての方や、もう一度基礎から土台を固めたい方におすすめなのが、基礎講座です。

初心者向けに主要法律科目をわかりやすく整理して学べるカリキュラムを用意しており、条文の意味や実務での活かし方まで丁寧に解説しています。

特に担当講師の原孝至弁護士は、基礎講座を担当して10年以上のベテランで、受講生からはとにかく授業が面白く時間が経つのがあっという間!と評判の講師です!

また受講形態もWEBのサブスク(Smart Start(スマートスタート))を採用しているので、法律の学びを効率よく、そして確実に進めたい方は、まずこの講座からスタートしてみることをおすすめします。

ここで学んだ知識は、予備試験や司法試験だけでなく、法科大学院や大学の学部の勉強、強いては日常生活や将来の仕事にも必ず役に立ちます。

 

まずは1か月からでも、ちょっと試せるサブスク基礎講座で、法律の世界を覗いてみませんか?

   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

サブスク対応基礎講座

まずは資料請求!

各種サービス
  • YouTube
    チャンネル

  • メルマガ登録

  • 辰已のアプリ

Page top