司法書士試験ガイド
司法書士試験の概要
司法書士試験は受験資格に制限がなく、誰でも受験できます。しかし、合格率は5%前後ときわめて難関で、試験のレベルも非常に高度です。それは、とりもなおさず、司法書士の社会的ニーズが高いということを意味します。 司法書士試験は、「筆記試験(択一式・記述式)」と「口述試験」に分かれます。筆記試験には基準点(足きり点)が設けられ、午前の部、午後の部の択一式、午後の部の記述式のいずれも基準点をクリアしていないと合格できません。
司法書士試験のスケジュール
受験申込
- 受験資格:年齢、性別、学歴等に関係なく誰でも受験することができる。
- 願書配布:例年4月から、法務局および地方法務局の総務課で配布。
- 願書受付:例年5月上旬-5月中旬に、受験地を管轄する法務局または地方法務局の総務課に提出。
- 受験料:8000円(収入印紙で納付)。
筆記試験
例年、7月の第1日曜日に実施
筆記試験合格者発表
例年9月下旬〜10月上旬に、受験地を管轄する法務局または地方法務局で掲示。また、管区法務局から直接本人に対し筆記試験合格通知書(=口述試験受験票)を発送。
口述試験
筆記試験合格者のみを対象に、10月中旬に実施。
- 試験科目:例年、不動産登記法、商業登記法、司法書士法から出題されている。
最終合格者発表
例年、11月上旬に行う。 合格者の受験番号および氏名を、筆記試験の受験地を管轄する法務局または地方法務局に掲示するほか、法務省Webサイトに合格者の受験番号を掲載。また、「官報」に合格者の受験番号・氏名を公告する。 合格者には司法書士試験合格証書が交付される。