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独学での初受験直前に勉強法の誤りに気付き、松本基礎受講後1回で合格!

H.Yさん
受験歴: 2回
令和4年度合格者
2022年度

はじめに

司法書士試験受験のきっかけは、士業に対する憧れがもともと強かったこと、相続や信託についての理解を深めたかったことに加え、学生時代に勉強をしなかった後悔が年齢を重ねるごとに大きくなってしまっていたことなどでした。
1年目は予備校という選択肢が何故か頭になく、なんとなく独学ではじめてしまったため、直前期に初めて市販の模試を解いたところで自身の勉強法が誤っていたことに気づきました。試験を受けるかどうかも迷いましたが、結果的に受験したことにより時間配分の重要性や本試験の雰囲気を体感できたので、2年目の課題を洗い出す良い機会となりました。
昨年初めての本試験を終えた際、「こんな試験一生受からない」と落胆しながら帰途についたことを覚えています。それでも勉強を続けることよりも諦めることの方が難しく、2年目は予備校を利用しようと考え、他校含め有名な講師の先生方の無料講座などを見続け検討を重ねました。それでも決めかねてSNSでお勧めの講座が知りたいと発信したところ、一番にコメントしてくださった方がリアリスティック出身の一桁台合格者の方でした。そこからリアリスティックテキストを初めて細部まで読み、とても丁寧に工夫して作り込まれていること、自分の勉強法を改善できる内容であることを実感しました。最終的にテキストとの相性の良さと、「講義の予習に10時間かけている」という言葉に裏付けられた講義の質の高さを確信し、松本先生の基礎講座を受講しました。

私のとった勉強方法

独学の頃に頻繁に感じていたのが、①過去問を解いていてもテキストのどこに記載されていたかが思い出せない、②既習の部分と似たような論点があった際に該当箇所を探すための時間がかかりすぎてしまう、③法改正やテキストの誤植のチェックで漏れているところはないか定期的に不安になってしまう、④膨大な試験範囲の中でどの部分が力を入れるべき重要な論点かを自分で判断できない、という4点でした。①に関しては過去問についてテキストの根拠頁を松本先生がすべて挙げてくださることで解消されましたし、②に関してはリアリスティックテキスト自体に比較論点・類似論点の参照頁のマークが記載されていることをとても有難く感じていました。③についても法改正や誤植のチェックをすべて委ねていられるので不安になることもなく、学習に専念することができました。④については松本先生が「この部分は記憶してください」「この部分は余裕があったらで結構です。解けなくても受かります」とはっきり示してくださるので、独学ではできなかったメリハリのついた勉強法を実現することができました。
上記のとおり独学の頃の不安や心許なさが講座によって大きく解消されたので、余計な心配をすることがなくなり、自分のしたことはただ学習をこなしていくことのみでした。択一対策としては過去問とテキストが頭の中で結び付けられるよう意識し、記述対策としては記述の講義に入った頃から毎日1問は問題を解くようにしていました。記述は特に苦手でしたが、別士業の先生から「論文試験や記述試験はとにかく訓練、トレーニング」と言われたこともあり、講義の問題や過去問、答練を繰り返し3回から5回程度は解いていました。

インプット段階

予習として毎回1時間程度テキストを流し読みし、講義の3時間をとにかく集中して聴くことに注力しました。通信で受講しておりましたが、再視聴するのは特に理解の足りない部分だけにとどめることを最初に決め実践したことが自分にとって良かったのだと思います。独学の経験があるためか講義を聴くこと自体がとにかく新鮮で楽しく、松本先生の講義はとても聴きやすいため頭にすっと入っていくような感覚がありました。
受講後は指示された過去問を解き、過去問にはテキストの根拠部分の頁、テキストには過去問の情報を記載し、テキストと過去問を紙上で繋げながら頭の中でも繋げて整理をしていく、その作業をなるべく丁寧に行いました。指示された過去問を全て解き終わったあとはテキストに戻り、見出し・小見出しを見た段階で内容をアウトプットできるかを意識し、講義を思い出しながら2、3時間かけて復習を行いました。
またこの試験は時間との闘いであることを一度目の受験で痛感していたので、雛型はとにかく暗記し、迷うことなく自然に出てくるようにするため音声学習を利用しました。松本先生が勧めていた音読学習も身についていたので、直前期に覚えられていない雛型はまとめて古いスマホのボイスメモに入れ、家事や運転をしながら聴くようにしていました。
勉強法はある程度確立したものの、計画通りに勉強を進められず怠けてしまう日も多く、直前期にそのことを心底後悔するという情けなさも経験しています。直前期はとにかく時間的精神的ともに余裕がなくなってしまうため、細かい部分や気になる論点はインプット段階できちんと潰しておくべきだったと反省しました。

アウトプット段階

松本先生の「テキストでアウトプット」「検索先の一元化」という言葉を念頭に置いて学習しました。講義後の復習の際にテキストの見出しや小見出しを見て内容が思い浮かばない場合にはその都度その見出し部分にチェックを入れ、直前期にテキストを回した際にはそのチェックをさらに蛍光色で入れ目立つようにし、重点的に学習しました。また、過去問の情報も先生の指示通りテキストに書いているため、過去問を解いて間違えた際にはテキストに戻りその部分にチェックを入れ、直前期に間違ったものは見出し部分と同じように蛍光色でチェックを入れるようにしていました。テキストのみを早回しする超直前期においても、蛍光色のチェックがついた部分の過去問はその都度確認しました。それでも思い出せない箇所や間違ってしまう箇所は最終的にテキストを部分的にスキャンしてPDF化し、更に違う色でチェックを入れるなどして、試験開始の直前までそのPDFを確認していました。これらに併せて、苦手箇所ばかりで基礎部分を疎かにしてはいけないことを強く意識していたので、最後の10日間は再度テキストでアウトプットしながら全体的に回しました。
直前期に答練(司法書士オープン)を8回、模試を2回受けましたが、上位10%に入ることができたのは2回しかなく、午後択一の基準点に届いていないこともありました。ただ直前期にかなり順位が入れ替わると聞いていましたし、模試の結果が良くても悪くても毎日が不安なことに変わりはないので、結果自体に大きく一喜一憂することはあまりなかったように思います。最終的に試験当日に合格点を取れさえすれば良いと自身を鼓舞しながら、試験日に照準を合わせ直前の追い込みと詰め込みに集中しました。ちょうどこの時期に松本先生のツイートで小玉先生の存在を知り、「直前2週間思いっきり駆け抜けてください」という言葉と笑顔の応援メッセージに支えられ、一番辛い時期を乗り越えることができました。

合格に至るまでの出来事

【本試験当日について】

午前択一は1問目の憲法から迷ってしまい一気に緊張感がこみ上げました。手が震え鼓動も速くなり、まだ1問目であるにもかかわらず「もう二度と受けたくない」と心から思いました。2問目以降はほとんど迷うことはなかったものの、あまり集中できず注意力散漫になってしまっていたので、余った50分で丁寧に見直しをし、マークミスの確認を3回して午前の部を終えました。
午後択一も1問目の民訴から迷ってしまい午前と同様に焦りましたが、午後はとにかく時間との勝負なので前に進むことだけを意識しました。自信のないものや、2肢しか検討していない問題の番号にはチェックをし、記述のあとに戻ってくる予定で解き進め50分で択一を終えました。
不登法記述に入り、登記記録が土地建物あわせて4つあるのを見てまた少し焦りましたが、30分かけて丁寧に検討しました。
商登法記述は合同会社の変更登記という全く想定していなかった問題を見た瞬間、「自分がわからない問題は他の受験生もわからない」という松本先生の言葉を思い出し、とりあえず書けるだけ書こう、と落ち着いて解くことができました。10分ほど時間を残して記述を終えたので、択一のマークミスがないかを一度確認し、記述の解答欄に誤りがないか、答案構成用紙から正しく転記できているか見直しました。昨年は本試験形式の問題に慣れておらず午後択一に70分かけてしまい、記述の時間が十分にとれなかったことを反省点としていたので、今年はある程度時間に余裕を持つことをこころがけた結果、択一・記述ともにバランス良く点数を積み重ねることができました。

後進へのアドバイス

直前期3か月も不安との闘いですが、試験後合格発表までの3か月も違う種類の不安との闘いでした。試験直後はすべてを出しきった感覚もあり合格をほとんど確信していましたが、元来の性格が心配性であるため発表の日が近づくにつれてあらゆる不安が押し寄せるようになりました。この発表前3か月をどれだけ落ち着いた心持ちで過ごせるかどうかは、択一の自己採点結果、記述の予測採点結果の高さにある程度比例すると思いますので、とにかくできるだけ点数を稼いでいた方が良い、具体的には択一だけで上乗せ点を越えられるような目標を掲げていた方が良いと個人的には思います。択一で上乗せ点程度の点数がとれ、記述がある程度できていれば、「さすがに記述の基準点は超えていると思うから合格しているはず」と多少の安心材料になるかと思います。

最後に

勉強法についての不安は受講により大きく解消されましたが、試験に受かるかどうかという、どれだけ頑張っても報われないかもしれない目標に挑戦し続けることの不安が払拭されることはありませんでした。「受かった自分しかイメージできない自分は絶対に受かる」と意味もなく楽観的になれた日の翌日には、「こんなの無理一生受からない」と鬱々とひとりむせび泣くという滅茶苦茶な日々を過ごしました。ただそのような日々のなかでも、自分のしたいことができる、30歳を越えて思いきり勉強ができるという有難さを常に感じていられたことが、合格までなんとか勉強を継続できた大きな理由だったと思います。また同じような受験生が周囲にいなかったこともあり、同期の方と受験期の孤独感や試験勉強からの解放感、そして合格の喜びを共有できたことは、何ものにも代え難い経験でした。
試験合格はゴールではなくスタート地点であり、今後の実務の勉強は試験勉強とはまた違った苦しさがあるということはずっと想像していました。それでも、この厳しい試験を乗り越えられたこと自体が、今後の人生の随所でひとつの自信として自分を支えてくれるだろうなとぼんやり思えることを幸せに感じています。
この拙い文章が、いま苦しんでおられる受験生の方にとってほんの少しでも希望を感じられるものとなれば嬉しいです。

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