松本先生の勉強法を愚直にこなすことができれば必ず受かる

はじめに
社会福祉士の実習で特別養護老人ホームに行った際に司法書士に出会って後見業務を知り、興味を持ちました。社会福祉士も後見業務を担うことはできますが、担うまでのハードルが高いことや法律知識に詳しい後見人となりたかったので司法書士試験を受験しようと決めました。
私のとった勉強法
①択一編
講義視聴を開始したのが令和6年5月からで令和7年1月には全講義の視聴を終えました。
不動産登記法までは追っかけ復習、過去問演習を順調に進めていましたが、会社法・商業登記法の講義からついていけなくなり、やる気が低下したことから追っかけ復習や過去問演習が疎かになりました。また、司法書士事務所で補助者として勤務していたこともあり、仕事が忙しく思うように勉強時間が取れず講義を視聴することで精一杯という状況でした。
12月に他校の模試を受けた結果、午前は基準点を超えましたが、午後の点数がかなり悪くこのままでは受からないと思い、仕事を辞めて2月から専業受験生となりました。
2月からは松本先生のアドバイスもあって苦手な不動産登記法、会社法・商業登記法のテキストを理解できるまで回しました。回した回数は10周程度です。
その甲斐あって3月の時点では不動産登記法、会社法・商業登記法の基礎が身につきました。ただ、不動産登記法の仮登記や会社法・商業登記法の組織再編に苦手意識があったため、苦手な分野は講義を再度試聴して理解しました。
不動産登記法、会社法・商業登記法の勉強が進んできたため、4月からは民法、マイナー科目も勉強できるようになりました。
民法は行政書士試験で培った知識があったため、4月からテキストを10周したら試験前には8割程度得点できるようになりました。マイナー科目については、刑法、民訴系、供託法に苦手意識があったため、それぞれテキストを10周しました。その他マイナー科目については、テキストを回さなくても得点できていました。4月からは不動産登記法、会社法・商業登記法については10周しました。それに加えて申請順序や登記できない事項についても学習しました。
テキスト学習中心でしたので過去問は全科目1周しか回せていません。どうやってアウトプットしていたかというと、テキストで学習した内容を家族に説明することで自分が理解していることできていないことを確認していました。
やはり第三者に言葉で説明することでいいアウトプットになりましたし、自分が説明できなかった部分については苦手分野であり、集中的に復習することができたため、いい勉強法だと思っています。
②記述編
不動産登記法は補助者経験が活きたため、苦手意識はあまりありませんでしたが、商業登記法については実務との結びつきがあまりなくイメージがしづらかったこともあり、最後まで苦手でした。
問題演習量がかなり少なく、講義で扱った問題とリアリスティック基礎編しか解けていません。また、雛形を覚えるために雛形集を回すこともしてません。
択一についてはどのように対策すればよいかわかっていましたが、記述の対策をどのようにすればいいかは正直わかっていませんでした。
1問でも多く問題を解くことが得点につながることはわかっていましたが、枠ずれすると自信を失いモチベーションが低下するのではないかと恐れて問題演習を避けていました。
他に方法はないかと探していたときに松本先生が記述対策のYouTube動画を上げてくださったため、拝見させていただきました。そこで、不動産登記法については申請順序を覚えること、商業登記法については登記できない事項を意識して学習することを教えていただきました。
申請順序については10周、登記できない事項については5周しました。
問題演習は思うようにこなせませんでしたが、テキストを回すことで記述対策に繋がったと感じています。
本試験当日
会場に入るまでの時間と会場に入ってからは、マイナー科目のテキストを流し見していました。
午前の試験はリラックスして臨むことができました。1時間で解き終わったため、見直しも十分にできました。解いている途中に手応えがあったので、午後の試験もいけるかもしれないという自信が持てました。これは午後の試験に臨む上でかなり重要なことだと感じました。
午後の試験は、松本先生のアドバイスどおり択一を短時間で解き終えることに重きを置いた結果、45分で解き終わりました。
不動産登記法の記述はボリュームが少なかったため、30分程度で解き終わったのですが、第3欄で迷ったため、一旦保留することにしました。
商業登記法の記述はボリュームがかなり多かったため、70分かかりました。思った以上に時間がかかってしまったため、保留していた第3欄は検討する時間がなく直感にまかせて書き殴りました。
かろうじてマークシートの見直しはできましたが、記述の見直しはできなかったです。
反省点、受験生への言葉
テキスト学習に重きを置きすぎて過去問演習が疎かになってしまったことが最大の反省点です。
メイン科目はテキスト学習の方が知識が身につきましたが、マイナー科目については過去問演習に重きを置いたほうがもっと点数に繋がったのではないかと思います。
また、供託法については過去問からの出題が多いことから過去問を何度も解いていれば失点しなかったのではと後悔しています。
インプット中心の学習は点数に繋がりやすいが、過去問演習を疎かにすると問題を解くテクニックが身につかないため失点に繋がるリスクが高く危険だと感じました。
また、時間を測って模試を受けたことがなかったため、本試験で時間が足りるか不安でした。模試の点数でメンタルが左右されることが自分自身でわかっていたため、点数が低くモチベーションが下がって勉強できなくなるぐらいなら模試を解かずに本試験に臨んだ方がいいのではないかと判断しました。ただ、その時間を知ることは試験を受けることにおいて最大の戦略であるため、模試を受けずに本試験に臨んだのは言語道断だったとかなり反省しています。やはり直前期にどれだけメンタルを安定させられるかは最大の課題だと思いました。
メンタルが不安定だと勉強していても頭に入りません。ストレスを溜めすぎず、勉強、家庭、仕事のメリハリをつけることでメンタルを安定させることが大事だと感じました。
また、SNSで情報を得ることは大事なことですが、自分より成績が良い人や勉強時間が多い人を見てしまうと自己嫌悪に陥ってしまうタイプであったため、SNSはなるべく避けた方が良かったのではないかと思います。情報を得たいのであれば、講師のアカウントのみフォローするか、ホームページやブログで確認することも1つの手段だと感じました。
最後に
勉強中は孤独と不安との戦いになると思います。ただ、松本先生が提示してくださった勉強法を愚直にこなすことができれば必ず受かると思います。私がそうでした。
直前期までは講義を消化することを優先し、直前期からは講義で勉強した内容を復習していただければと思います。
7月の本試験まで長く、ときにモチベーションが下がって勉強できない時期もあると思いますが、毎日1時間でも机に向かうことをやめなければ勉強することが習慣となるため、必ずモチベーションは戻ります。受かってからは今まで出会うことがなかった人との出会いやたくさんの方からの祝福の言葉を得ることになり、良い意味で人生が変わりました。受かった時のことをイメージしたり憧れの実務家の先生を思い浮かべたりして勉強すればモチベーションが維持しやすいのでおすすめです。今は辛いときですが頑張ってください。応援しています。







