リアリスティック・ロングスタディコースには有効に効率よく勉強する方法がある

はじめに
今まで何か目標をもって取り組むことがなく、何か一つやり遂げたいという想いから、元々興味のあった司法書士の資格を取得しようと決めました。しかし、難易度が高くとても短期間で合格はできないと思い、徐々にステップアップをしてから挑む計画を立て、宅建やマンション管理士、行政書士の試験に合格し、いよいよ司法書士の資格取得の目標を達成すべく、2023年の12月から勉強を始めました。
試験までの19ヶ月間の内、9カ月は働きながら勉強をし、残り10カ月は専業受験生として勉強してきました。
筆記試験を終えた時は、合否よりも満足感のほうが大きく長い時間をかけて継続できたことが自分の自信にもなりました。
資格の勉強をするにつれて、勉強を継続するには何といっても「自分を知ること」が重要だと気付きました。自分の場合、合否よりも「後悔しないこと」が至上命題でした。年単位で時間を費やすなら、もうこれ以上出来ることがないくらいにやり込みたいと思っていました。なので、後悔なくやり切ったと思えば、合格よりも先に撤退の可能性もあったかと思います。
インプット全体と択一の勉強について
インプットは1コマ分の講義とそこに付随する過去問を行うというサイクルに従って行っていました。
ただ、どうしても時間が合わないときは講義の視聴を行ってから仕事に行き、帰宅後に復習と過去問を行うこともありました。
電車の移動や職場の休憩時間では、WEBテキストでの確認や、登記申請のひな形の音声学習を取り入れていました。
隙間時間での学習コンテンツの豊富さは、自分にとっての講座を選ぶ際のポイントでもありました。
また、自分が受講したロングスタディコースはインプット講義終了から試験まで半年の期間があるため、万が一予定通りに講義を受講出来なくても取り返す時間があることもポイントだと思います。
講師の松本先生はただでさえ難しい試験を、より難しくしません。当たり前のようにも思えますが、初学者にとっては法律用語一つとっても難しく思えてしまいます。しかし、理解重視のテキストと難しい言葉や言い回しを極力使わず伝えていただけるので、とても理解が進みます。また、記憶の省略や知識の共通化など試験的なテクニックも豊富で飽きることがありませんでした。
1周目が終わってからのいわゆる「追っかけ復習」については、基本的には過去問に費やす時間を少なくして、テキストの読み込みに重きをおいて行っていましたが、自分はテキスト読みがあまり上手ではなくしっかり読んでしまう癖があり、その癖がなかなか抜けませんでした。学習初期はまだ兼業で働いていたために講義が遅れていきました。しかし、とにかくその日その日で決めたことはしっかりやることと、専業受験生になったら必ず講義に追いつけるから無理をしないことを念頭に置いて勉強をしていました。
専業受験生になってからはとにかく講義に追いつくことに重きを置いて、1日2~3コマほど進め、最終科目であった憲法の中盤あたりで追いつくことが出来ました。講義が追い付いてからは、復習と過去問に力を入れ、テキストと過去問の周回回数を増やしていきました。
テキストには余白だけでなく、大きめ付箋に気になった過去問の知識や似ている知識の該当ページ、思考回路や気を付けるポイントなどを書いて、知識が散らばらないように心がけていました。
その結果、最終的には間違えた箇所の確認はテキストだけを見れば解決するので、調べる時間の短縮にもなりました。
記述の勉強について
年末頃から各予備校で模試が始まり、そこで初めて記述を意識することになりました。まだこの段階では択一と記述の一体性が見いだせておらずとても苦労しました。それでもテキストに加えて、ひな形の記載事項や添付書面の暗唱を粘り強く行い、少しずつ点数に結びつくようになりました。その時に改めてテキストに目をやれば、解析度も上がり結果的に択一の点数も伸びる結果となりました。
アウトプット全般について
アウトプットについては、学習初期から中盤にかけては過去問が中心となりましたが、後半から試験まではテキスト中心にアウトプットができるようになっていきました。初めのガイダンスで「テキストでアウトプットをする」といった学習方法の説明を受けましたが、本当にそんなことが出来るのか?と思っていました。しかし、学習が進むにつれてその意味がようやく分かり、その結果としてテキストの回周スピードも上がったと思います。
また、答練は辰已の答練のみを受け、模試に関しては他の予備校も含めほぼ全てに申し込みました。これは主に、時間配分の作戦を実践する為です。司法書士試験を今まで受けたことがなく、特に午後の試験時間が足りなくなるという話は聞いていたため、自分にとってどの順番で解くのが安定して点数が取れるのかを試す為に模試や答練を受けていたため、もしかしたら一般的な模試や答練の数と比べたら多いかもしれません。
辰已の答練や模試は採点結果が出るのが早く、フィードバックがしやすかったです。答練や模試を受けた後に答えの確認をその日のうちに行っていたため、他の予備校の模試などは結果が出る頃にはもうあまり覚えていないことが多い中、辰已は解説動画も付いていたので、思考過程などが思い出されることが多かったように思います。また、記述式の問題においてテキストでは文字のみで説明がされている箇所が実際に問題として提起されることによって、知識が立体化される部分が何度もありました。流して読んでしまいがちな論点でも、しっかりと学べるのが辰已の答練や模試だと思います。
学習で意識したこと
講義では毎回、その講義で学んだ知識に関する過去問が指定されます。まずは、その過去問を必ず講義後に解くことを意識していました。
仕事をしていた時は、細切れの時間は復習やひな形の音声学習に使っていたため、講義とセットで過去問を行おうとすると、どうしても休日の日になってしまいます。なので、休日の日は予定を入れずに勉強をするために平日の仕事終わりなどに済ませられる用事は済ませるようにしていました。また、仕事中でも移動や席を離れるときに所有権の移転の添付書面や取締役の欠格事由を思い出してみるなど、なるべく勉強から離れないことも意識しました。
専業受験生になると、食事やお風呂以外は勉強していたため隙間時間がほとんどありませんでした。しかし、長時間の勉強、特にインプットが一通り終了した年末くらいから、集中力が続かなくなっていきました。そのようなときは「今はなにを学びたいのか」と「やらなければならないこと」を書き出すことで乗り越えました。元々、自分自身が予定を組んだりするのが好きだったこともあり、変更になっても良いから、とにかく勉強の予定を立てました。まず今日は何をやるのか。明日はどうするか。1週間後は?1か月後は?と予定を立てていきました。これは、そのまま進められることもあれば、その日のうちに変わることもあります。それでも、まず勉強に意欲的になるという点では有効なのではないかと思っています。
模試や答練は全て自宅で受けていたため、会場で受けるのは行政書士試験以来でした。試験当日に会場に行ったらすでに席について勉強している方々がたくさんいましたが、テキストやまとめ本がきれいな人が多かったことに驚いたと同時に、もしかしたら合格出来るかもしれないと思いました。それだけ努力をしたという自信が最後に自分を合格へ導いてくれたのだと思います。
自分は合格のためにとにかく時間を使いました。自分が講義を受け始めた時に、合格のために差し出せるものは時間しかありませんでした。
例えば、1日10時間を勉強すると決めても、だらけてしまって12時間を使って10時間勉強していたような感覚でした。時間の確保は徹底的に行いました。その代わりにだらだらしてしまっても自己嫌悪にならないと決めていました。今振り返れば、仕事やプライベートなど、本当に多くのことを犠牲にした上での合格でした。それでも、合格して良かったと言えるように、活動していかなければならないなと思ったと同時に、受験される皆様には時間は有限ですので、ぜひ有効に効率よく勉強をしてほしいなと思います。
そして、その方法が松本基礎講座にはあると思っております。要求されるレベルは高いとは思いますが、受講される方にはそれを飛び越えて、先生に驚かれる位にテキストや講座を使い倒してみてください。
きっと納得のいく結果が付いてくると思います。
独学や講座に限らず、敷かれたレールがあると思いますので、その上を脇見もせずに突き進んでください。その途中で結果が出なかったとしても、試験当日に結果を出せば問題ありません。
自分自身も不安の中からスタートしましたが、それを払拭するのは勉強することしかありません。やるのは自分自身です。どうせならとことんやり切ってください。テキストや講座を信じて、本当にやることがなくなるくらいまでやり切ったその先には合格が待っています。ぜひ頑張ってください。







