司法書士

  1. ホーム
  2. 司法書士
  3. 合格者・受講生の声
  4. 松本先生の講座はやるべきことが最短になるように考えられている講座

松本先生の講座はやるべきことが最短になるように考えられている講座

N.Kさん
受験歴: 1回
令和7年度合格者
2025年度

はじめに

 社会福祉士として約2年間、法律事務所の事務員として約3年間、成年後見業務に関わりました。再度福祉職に戻ろうと考えていたのですが、同時に成年後見業務にもこのまま関わっていたいという気持ちもありました。今後も成年後見業務に関わっていくのであればきちんと法律を勉強したいと思い、司法書士試験を受験すれば法律も基礎から学ぶことができるのではないかと考えました。また、司法書士と社会福祉士の両方の資格を生かして仕事をしている方もそれなりの数いらっしゃるようでしたので、司法書士試験の受験を決めました。

私のとった勉強法

講座受講について

 松本先生の講座は勉強の仕方や考え方が自分に合っていそうだと感じ、無料公開されていた民法の講義1回分を受講し受講を決めました。仕事は退職しており、パート勤務をしながらの受講も考えていましたが、なるべく短期間で受かりたかったので初回受験は専業受験することにしました。

講義の受け方

 どのように講義を受けると一番効率が良いかを考え、様々な方法を試し、10月中に以下のように定まりました。

 ①講義の前日に予習
 ②講義を1.3~1.8倍速で受講
 ③講義部分のテキストの復習
 ④指定過去問を解く
 ⑤講義部分のテキストの復習(追っかけ復習1回目)
 これを1セットとし、WEB配信日に受講していました。科目の終わった2週間後をめどにリアリスティック中間テストを受けるようにし、それまでに追っかけ復習2回目が終わるようにしていました。

 松本先生からは全体として8割得点できればまず受かる、というお話がありました。本試験で少しミスをしても受かるように、4月からの答練・模試で択一9割、記述8割正解しようと目標を立てました。そのため、リアリスティック中間テストも9割目標で8割以上正解出来たら自分の中で合格としていました。また、主要4科目の得点率を上げることが大切だと考え、主要4科目を得意にしようと考えていました。

 松本先生が暗記してくださいと言われる部分は必ず即暗記しました。コピーして壁に貼ってくださいと言われる個所は100均でA4サイズのカードケース(ハード)を購入し、該当部分のコピーを挟み、机の脇に置くことでいつでも見られるようにしていました。

択一対策

 過去問題集は、間違えたり、テキストの該当部分を思い出せない肢についてはその都度テキストに戻りました。解いた日付と正解不正解を○×で記入し、間違った問題には赤い付箋、正解したが肢が不正解もしくは記憶が曖昧なものは、肢にチェックし他の色の付箋を縦に張り、次の日に復習をしたら横に張りなおし、間違えた問題や見直した方が良い問題が後日すぐに分かるようにしていました。試験までに3回~5回解きました。

 私はテキスト回しがとても苦手でした。テキストでのアウトプットが苦手というよりは、それに伴い短期間で同じものを何度も読む、という作業が苦手でした。勉強が進むにつれ、追っかけ復習3回目からはどの科目もテキストを回す速度が上がり、復習が格段に楽になることが分かりましたが、それでも苦手でした。これが1番苦痛で、しかし避けては通れない道なので、どうにか苦痛を減らせるように1日の勉強内容の組み合わせを考えていました。試験当日までに出来た追っかけ復習は7~8回(ただし正答率が悪い部分は何度も読みました)でした。

 一方で問題を解くことは好きで、過去問や答練、模試で解いて分からない部分をテキストで調べていく、条文を確認する、という作業は時間を忘れてできるタイプでした。合格体験記を拝見した中に、問題演習を中心にした方がおられたため、追っかけ復習が進まない時は無理をせず過去問演習をすることにしました。

記述対策

 まず申請ひな形を暗記するよう努めました。シャドウイングは私には合わなかったため、1日何個と決めてひな型集を毎日回しました。記述の講座が始まると、問題を解くときに2回間違えた個所をノートにまとめることを勧められるので、ひな形集の最初の白いページに書き込んでいきました。それでも何度も間違えるものは付箋に書いて机に張り、毎日見るようにしました。試験前日に、まとめて書いたものの中から不安なものをルーズリーフに書き移し、試験当日にパッと目を通せるようにしました。

 答案構成用紙は、松本先生が教えてくださるものを基に、自分が見やすいように適時変えていきました。

直前期

 講座をフルパックで受講していましたが、記述に関してたくさんの種類の問題を解くため他校の模試(1校)を4回分受けました。日曜日に模試、あるいは過去問を解いて週1回フルサイズを解くようにし、月曜日に答練を解いていました。最初は模試を土曜日にして答練までに1日空けるようにしていたのですが、テキストや過去問演習を5日連続でまとめた方が勉強しやすかったので途中で変更しました。松本先生から、答練や模試の復習はその日に終わらせるように言われていましたのでそれを守っていました。答練・模試のテキストに載っていない内容については、確実に覚えられる自信があるもの以外は切り捨てました。実際復習をしていても、テキストの内容さえ押さえておけば8割以上取れることが分かりましたので安心してテキストの内容だけに絞れました。

 年度別過去問については、午前科目は自宅で印刷し、午後科目のみコンビニで本試験のサイズに冊子印刷をして解いていました。リアリ問題集と本試験は問題サイズが違いますが、模試の時に1回の視界で入ってくる情報量の違いに戸惑ったので、午後科目のみそのようにしていました。

 午後の択一に関しては2~3肢で答えを出さなければなりません。これがとても恐怖だったのですが、答練・模試で練習をすると、案外解けるものだと分かり慣れていきました。解くときに見なかった肢は復習時に解くようにしていました。一方、過去問題集に関しては常に5肢すべてを検討するようにしていました。

 記述も含め、問題を解いているときに復習したい内容があったらそれを書き込むようにしていました。復習したい肢にチェックをする、この部分はこれが根拠だと考えたからこう判断したと書き込むことで、後からスムーズに復習することができました。

 午後科目に関しては、マークミスの確認以外は時間が余っても見直しをしないようにしていました。本試験で見直す時間が無かった時のため、見直しをしないで8割9割正解できるよう見直しをしない実力を測るようにし、間違えたところを次はしっかりと確認しながら解くように努めました。ただ、全く見直しの練習をしないと本番時間が余ったときに戸惑うので、5分なら5分と時間を決めて時々見直しをするようにし、本番にどのような順で見直しをするのか確認していました。

 記述に関しては、私はどちらかというと得意な方でしたが、1つのミスで大減点になりかねない科目だとも思っていました。ですので、毎回することに関してはルーティン化してあまり考えなくても動けるようにしてしまえば良いと考え、本試験に向けて解く回数を増やすようにしました。種類をこなしたかったので、答練・模試のほか過去問題集10年分を解きました。記述の講座が終わり、リアリ基礎編を2周回した後は、リアリ応用編と過去問は2周ずつ、答練・模試は提出以外に1周ずつ解きました。基礎編回しが終わってからフルサイズを1日1問、5月中旬からはフルサイズを1日2問(不動産登記法・商業登記法1問ずつ)解き、最後の10日間はリアリ応用編で締めました。

 答練・模試の結果については、正答率が目標に達しているか、自分の全体に対する位置付け、模試によって大きく成績が変動していないかを確認していました。

 ところで私は地方住みで、本試験も模試も前泊をしなければなりませんでした。そのためお試し受験はしなかったのですが、①国家試験は何個か受験しており比較的受験慣れしている②受験会場は毎年同じ場所である確証がない③7月は民法しか解けないので、その他が「分からなかった」というマイナスの経験になってしまいそう、という理由もありました。模試は3月に1度だけ会場受験をしましたが、あまり緊張感が持てず、その後はフルサイズを図書館で解くのみにしました。フルサイズを解くときの昼食は本試験で食べるものを食べていました。

 本試験では偶にトラブルがあることを聞いていたので、周りの音を気にしない、集中力を切らさない訓練をしました。

 暗記するものは寝る前に声を出して何度も読み、朝起きて1番に思い出し、その他定期的に想起していました。

 5月に入っても民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託、憲法がなかなか自信をもって解答ができない状態でしたが、マイナー科目だったので、基本は追っかけ復習で覚えるよう努めました。

 5月から、民事保全法は30分で読めるのでフルサイズの問題を解くときの昼休憩に毎回読むようにし、普段の追っかけ復習からは外しました。民事執行法はページ数のわりに1問の出題なのでAランクを押さえるよう努めました。民事訴訟法は6月後半に入っても覚えられなかったAランク部分のみを1週間ほど毎日読みました。供託・憲法も6月半ばになっても得点が安定せず、特に供託は松本先生から3問すべて取るようにと言われていたので2科目を1週間で1回回すようにし、寝る前に布団に転がりながら読んで、テキストを回している感覚を薄くしました。供託は過去問を集中的に解きました。

 直前期は覚えたものを忘れることが常に怖く、最後の1週間くらいは頭が知識でタプタプしているような状態で、テキストの内容はあまり頭に入りませんでした。

本試験当日

 昼食の内容とお手洗いの場所の確認及びお手洗いに行く時間を決めておくことのみ、事前に考えていました。お手洗いは高確率で混むからです。その他詳細に行動を考えてもその通りに行くことはないでしょうし、その通りに出来なかったときに戸惑うのは嫌でしたので、決めませんでした。

 意外と夜はいつもの時間に眠ることができ、当日は特に緊張していなかったのですが、テンションが少し高めだったように思います。

 昼食時は体を動かした方が良いとのことでしたので、外を少し散歩しました。周りが勉強している人ばかりだったのでつい流されて勉強してしまったのですが、頭が疲れる原因になってしまったと思います。

 午後択一は今回全員正解になった第33問の解答が出なくて困ったのですが、松本先生が不適切な問題が出ることがあると言われていたのを思い出し、答えが出なくてもマークし切り上げました。

 当日後悔したことが、机上に置いた飲み物についてです。午前中に数口しか飲まなかったため、2本持ってきたにもかかわらず午前中に飲んだものをそのまま午後に使ったのですが、午後は一転とても喉が渇き飲み物が足りなくなってしまいました。最後の30分くらいは頭がぼーっとしてしまい、これはかなり後悔しました。

工夫した点

 試験に受からないと仕事が出来ないので、問題に正解できることを意識し勉強しました。

 他の方がされている勉強法で自分に合いそうなものは何でも試し、合わないと思ったら変えていきました。

 例えば、私に合っていて多用したのは「脳内勉強法」です。松本先生のユーチューブで解説があったのですが、自分が無意識に行っていることだと気づき、その後からは意識して積極的に行いました。歯磨きや入浴中にその日の講座の内容を頭で思い出してみたり、テレビのCMを見ているときに先取特権や付記登記になるもの、会社法の特別決議が必要なもの等を思い出してみたりしていました。テキストを回す回数が少なかったのですが、これでカバーできた部分があるかと思います。

最後に

 松本先生の講座はやるべきことはやらなければいけませんが、それが最短になるように考えられている講座だと思います。先生は決して甘いことは言われませんが、受験生に対して常に真剣に向き合ってくださっていると私は感じました。

 また、質問制度を定期的に利用させていただいたのですが、基本2~3日、早いときはその日に回答が返ってきてありがたかったです。とある質問をした時の回答に、問題の解答としては合っているけれど、実務に就いたら自分も注意されたけれどこの部分に気を付けてほしいと余談で書いてくださったスタッフの方がいらっしゃいました。その時に、いずれ実務に来ると思ってくださっているんだと感じ、とても嬉しく思いました。

 どの勉強法が良いかは人それぞれです。ある人の勉強法が他の人に100%は当てはまりません。そこは、自分で自分をよく見て、判断する必要があります。私も先輩方の合格体験記を参考に自らの勉強に取り入れましたし、合わないことはやめました。ですので、私の体験が、受験生の方どなたか1人にでも参考になる部分があれば幸いです。

 合格されるよう、応援しています。頑張ってください!

関連情報

まずは資料請求!

関連記事

【動画】合格者インタビュー

各年度の司法書士試験合格者インタビューを公開中!
合格者インタビュー
2025年度
各種サービス
  • YouTube
    チャンネル

  • メルマガ登録

  • 辰已のアプリ

Page top