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独学で記述をどうするかという問題にぶつかり、リアリ基礎講座を受講して合格!

K.Tさん
受験歴: 3回
令和7年度合格者
2025年度

はじめに

(1)受験歴

お試し受験含めて、合計3回受験し、その内訳は
令和5年度本試験(お試し)
午前25問、午後17問、記述未着手、所要時間300時間、独学、兼業
令和6年度本試験(2回目)
午前26問、午後29問、記述69点(不23、商46)、合計234点、所要時間約2700時間、テキストは市販テキスト、記述のみリアリ基礎講座、専業
令和7年度本試験(合格年)
午前33問、午後31問、記述96点(不55、商41)、合計291点(総合55位タイ)、所要時間未計測(体感2500時間以上)、リアリ基礎講座全科目受講、専業
となります。

(2)経歴

 元々、地方公務員として働いており、仕事で法曹の方と仕事をする機会があり、法律家への憧れを持ってました。
 人事異動を機に可処分時間も増え、法律を扱う仕事でもあったので、自身のスキルアップのため、行政書士試験の勉強を始めました。
 約2年ほど勉強した後、行政書士試験に合格出来ました。
 そして、さらなるスキルアップのために司法書士試験に挑戦することとしましたが、あまりにも難しく感じ、思い切って退職し、この試験に挑戦することを決めました。

私のとった勉強方法

 独学で勉強を開始し、令和5年度のお試し受験後、公務員を退職し、令和6年度に向けて本格的に勉強をすることとしました。
 勉強が進むと、記述をどうするかという問題にぶつかったので、YouTubeの情報発信や解法本を出版されてる松本先生の記述講座を受講してみることにしました。
 元々、行政書士試験の勉強をしている時にも、松本先生のYouTubeを見ていたので、それもきっかけとなります。
 テキストは市販本、記述のみリアリ記述講座の状態で、令和6年度の試験を受けましたが、あまり手応えがなかったので、思い切って、念願であったリアリ基礎講座全科目を受講し、令和7年度司法書士試験の合格に至りました。

インプット段階

(1)講座受講期間中

 前年度(令和6年度)本試験後の7月中旬頃から受講を開始し、ほとんど松本先生の指導のとおり、講義→テキストのインプット読み→過去問→テキストのアウトプット読みと追っかけ復習をして進めました。
 年明けの1月半ば頃に講義に追いついてからは、講義以外は、追っかけ復習を中心にしつつ、直前期まで過ごしていました。

(2)追っかけ復習の回数(3月まで)

 民法、不登法、会社法Ⅰを2周、会社法Ⅱ、午後マイナーは1周、刑法、憲法はなし、となります。
 追っかけ過去問は民法のマスト過去問のみ1周やりました。

(3)記述

(a)講義以外で1日1問
 年末の他校の模試で午後択一が25問に達したので、年明けくらいから5月末まで、1日1問、フルサイズの問題を解くようにしました。
 問題は、前年度(令和6年度向け)リアリ記述講座の13問、平成20年度以降の記述過去問、リアリ応用編となります。

(b)まとめノート(間違いノート)
 記述のまとめノートは、書く量が少なくなるかと思い、リアリ基本編にしました。やり方は間違えた論点に付箋を貼る、正の字を書く、記載のない論点は、最初と最後の空白部分のページに論点を書くなどするようにしました。

(c)ひながた
 ひながたは、毎食前、トイレ時に、1問ずつアウトプットして、音読してました。
 リアリ基礎講座のひながたはトータルで不登法6周、商登法8周をやりました。

(4)午後択一タイムアタック(本試験まで毎週)

 2月中旬頃の司法書士法の講義終了時から本試験まで、毎週の土日どちらかで過去の模試、答練、過去問の午後択一を通して解くタイムアタックをするようにしました。
 最初は55分くらいでしたが、早い時は48分くらいになりました。

アウトプット段階(直前期)

(1)大枠(4月から)

 おおむね、松本先生のリアリスティックマニュアルの5回しスケジュールのとおり、テキスト5周、過去問1.5周、年度別過去問5年分を行いました。
 第2クール以降は、大丈夫だと思うところはとばすように、との指導であったのですが、不安で踏ん切りがつかなかったので、前回読んだ時(追っかけ復習など)にアウトプット出来なかった箇所のレ点(周回ごとに色などを変えるとわかりやすいです。)を目印に機械的に進めるようにしたところ、スムーズに進むようになった気がしました。
 一応、テキストごととばしたところを書くと
第1クール とばさず
第2クール 民法I、Ⅱ、刑法をとばし
第3クール 民法全部、刑法をとばし
第4クール とばさず
第5クール Cランク以外の赤緑の確認(刑法、憲法は時間がなかったので、緑のみ確認)
という感じで進めました。

(2)模試・答練

 辰已さんのオープン総合編(答練)2回目、6回目、全国総合模試第1回(5月)、他校模試5回の合計8回受験しました。
 成績は、午前29〜33問、午後26〜32問、記述が不登法20〜63点、商登法39〜68点、総合点248〜303点といった感じでした。
 通称、松本回と言われる辰已さんの答練2回目、6回目、第1回模試は、松本先生の解説に加え、リアリテキストの根拠ページや記述の解法の図があり、復習がしやすいので、オススメです。

(3)年度別過去問

 模試などがない週は、年度別過去問を本試験の時間で解くように、とのことだったので、そのように解いて、下記の点数でした。
4/20 令和2年度
午前33問 午後31問
記述の採点記録なし
4/27 令和3年度
午前32問 午後30問
記述の採点記録なし
5/25 令和4年度
午前31問 午後32問
記述100(不58、商42)
6/1 令和5年度
午前35問 午後34問
記述76(不41、商35)
6/29 令和6年度
午前33問 午後31問
記述117(不59、商58)
 先程の模試の成績等もそうですが、学習経験者は直前期に入る頃にこれらの点数などになれば順調ですし、初学者であれば、直前期にどんどん点数が伸びていくので、本試験前までにこれらの点数などに至れば、合格圏内の目安になるかと思います。
 特に過去問は、内容がほとんど変わらないので、合格までの距離感が掴みやすいと思います。(記述は概ねの点数で配点変更後の140点で採点してます。)

(4)記述

(a)まとめノート
 直前期から、記述まとめノートをリアリ基本編に加えて、日記のような書き方で
6/17 H29(年度本試験)
登記識別情報を提供することができない理由→印鑑証明書と本人確認情報が出てくる
6/21 R3(年度本試験)
○番【共同】根抵当権の【共同】忘れ→登録免許税増える
という要領でメモを残すようにしました。
 理由は直近で自分がどんなメモをしたかわかるようにするためとなります。

(b)記述の演習量を1日2問
 6月から記述を1日2問にしました。
 やり方は松本先生が説明する、なるべく字を書かずに回答を隠すやり方で、時間がかからないようにしました。
 ただ、不登法の添付情報の記号と登録免許税や商登法の解答は、そのやり方だと、自己採点がしにくいので、一文字だけ書いて解くようにしました。

本試験当日

(1)所要時間など

 解く順番などは、毎年松本先生が公開される90分講座のとおりとなります。
 時間は、午前はあまり覚えてませんが、1時間45分くらいだったと思います。
 午後は択一約54分→マーク見直し約2分→不登記述約50分→商登法記述約70分→余り数分(記述答案の見直し、択一の正誤取り違えの確認など)という感じでした。
 午後択一の内訳は、午後マイナー約14分→商登法約13分→不登法約27分となります。

(2)間違えた問題

午前が
10問目、16問目
午後が
8問目(ケアレスミス)、28問目、33問目
不登法記述が
付随的な問、共有者全員持分全部移転、印鑑証明書、存続会社の義務者の記載、承諾証明情報、登録免許税の計算と括弧書き
商登法記述が
合併の記載、登録免許税✕2箇所、添付書面6割くらい、付随的な問など
が間違えたところです。
受験生の時は、合格者はミスしないと思ってましたが、恥ずかしいことに結構ミスしてたな、と思ってます。

(3)その他

(a)行きの時間や昼休み
 あまり、覚えてませんが、行きのバスは、辰已さんの直前予想のレジュメや記述のまとめノート(リアリ基本編とメモ)を読んでた気がします。
 昼休みは、昼食→年度別過去問のマイナー11問→記述まとめノート(リアリ基本編とメモ)→お手洗い(なるべく遅い時間)としてました。
 参考ですが、最終的には記述まとめノートは通読すると、約25分くらいのボリュームとなりました。

(b)前の席を空席にする作戦
 受験申込みの際に、友人の協力を得て、前の受験番号を採番してもらい、当日欠席してもらうことで前の席を空席にして試験を受けることが出来ました。(法務局に問い合わせして問題ない旨回答あり)
 前年度(令和6年度)にたまたま前の席の方が欠席されて、快適であったので、今年もその形を作ろうと思いました。

(c)受験番号を間違えたことについて
 これは、令和5年度のお試し受験の際の話になりますが、受験番号21のところ、24と間違えて、午前中そのまま24として席なども全て間違えて、受験してしまいました。
 昼休みに気づき、試験監督官に申告したところ、結果として、午前の問題についてちゃんと採点がされることとなりました。

後進へのアドバイス

(1)個別相談

 直前期に、辰已さんから案内があり、令和6年度合格者の渡邉成美先生の個別相談を申し込みました。
 理由は、直近の合格者の方のお話を聞いてみたいと思ったからです。
 苦手分野との向き合い方や直前期の過ごし方、本試験後の後悔など、松本先生とは違った角度でのお話も聞けて、有意義であったと思いましたし、孤独な受験生活について相談出来る貴重な機会でした。
 もし、個別相談を検討の際は、ご自身と環境などが共通の方を選ばれると良いと思います。
 渡邉成美先生、開業間もなくのお忙しい時期に個別相談していただき、ありがとうございました。
 この場をお借りして御礼申し上げます。

(2)記述で書く字を決める

 直前期に2回ほど、松本先生に記述の字を直接見て頂いて、自分が早く書けて、採点される字を決めておきました。
 これは、気持ちの面でも相当不安が減るので、オススメしたいと思います。

(3)勉強の姿勢

 楽な姿勢で、最低限の労力で、長時間続けられる姿勢を意識しました。
 私の場合は机に座ると、腰などが痛くなってしまうので、テキストを読む時はほとんど、畳んだ布団に持たれるように床に座る(というか寝る)ようや姿勢で立ててあるブックスタンドにテキストを乗せて、紙で隠しながら、読んでました。
 イメージとしては、介護用のベッドのように背中を高くする姿勢が1番長時間テキストを読めると思いました。

(4)眼鏡

 長時間、勉強すると目が疲れたので、眼鏡屋へ行き、新しく眼鏡を新調したところ、長時間勉強しても疲れにくくなりました。

(5)所要時間メモ

 私が今まで解いてきた記述の問題で、測った時間などを書いていますが、本試験は常に時間との戦いになるので、「このくらいなら、この時間がかかる」という目安がわかるとだいぶ戦いやすくなると思いました。
 また、松本先生の推測採点基準があれば、点数が高いところがわかるので、時間がない時は、そこから書いていくことが出来ると思います。
不登法記述は
申請書1通につき、早くて約3分、平均的には約5分弱、債務者の住所などが多ければ、10分を超えることもありました。
登録免許税の計算は簡単であれば、約30秒くらい(1230万円✕1000分の4など)でした。
商登法記述は
1欄 約14分
登記の事由 約45秒から約1分30秒、
登記すべき事項 約6分から約12分、
登録免許税 約1分20秒
添付書面 約2分弱から約4分弱
新株予約権の計算 約1分45秒(平成28年度本試験、自己株式処分差損なしの場合)

(6)商登法記述を30分で解いた場合の点数

 松本先生の指導通りであれば、商登法の記述は最後に解くと思うので、時間がなくてもこれくらい戦えるというのを知るために、何回かやってみました。
 一度解いた問題で、比較的出来が良かった問題でしか試してませんが、平成22年度マイナス3点(点数は暫定、以下同じ)、平成26年度マイナス26点、平成28年度マイナス31点となりました。

最後に

 ここまでの長文を読んでいただき、ありがとうございました。
 この内容のほとんどは本試験後の7月中に書いたものとなります。
 もし、私が不合格であれば、この体験記の内容は次回の試験に向けた自分へのメモとなる予定でした。
 そして、なるべく、私が受験生だった時に、「合格者のこれはどうだったんだろう?」と知りたかったものを書くようにしました。
 嫌味に見えたかも知れませんが、成績や数字などが多くなったのは、それが理由です。
 実際に合格するまでは、なかなか具体的に合格までの距離感を掴むことは出来ないと思いますし、私も実際に合格するまではそうでした。
 ですが、松本先生から言われる事を1つ1つ積み重ねていけば、合格に辿り着けます。
 真剣に勉強をされてる皆様が合格出来るよう、及ばずながら、応援させて頂くと共に、私自身も皆様に負けないように、次の目標に向けて頑張ろうと思います。

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