社会保険労務士

選択式トレーニング問題を初めてみたとき、「無理だ」というのが第一印象でした。条文中の多くに空欄が設けられており、そのうえ選択肢もありません。制限時間もあります。いざ取り掛かってみると、案の定空欄を全て正しく埋めることはほとんどありませんし、力不足を実感しました。それでも担当の木田先生は淡々と解説を進めていきます。他校や独学では経験できない気迫を感じる演習でしたので「これはスパルタ演習だ！」と良い意味で捉えることにしました。後で聞いたのですが、木田先生は、本試験が記述式であった年に合格された先生ということで、なるほど、さすがだな、「書けないとダメなのか・・・」と思いました。ただ、木田先生は、正確に書けなくてもこういうことが書いてあると説明できれば良いとも話されていたので、本試験では、最初から選択肢を見ないで、頭に浮かんだ自分の言葉を、選択肢にあてはめる方法で解きました。
本試験では、選択肢のダミーに惑わされることはほとんどありませんでしたし、条文丸暗記の勉強方法でなくとも高得点を取れたのは、木田先生の教えによる結果と思っています。
また、この演習では、問題に取り組んだ後に、その関連項目をすぐにプレミアムテキストで確認し、解説が入ります。選択式だけでなく択一式対策も同時にでき、本試験残り４か月を切った時期に、とても有効なスパルタトレーニングとなりました。