行政書士試験の勉強方法
5ステップ学習法で合格点を獲得!
行政書士試験に合格するには、
正しい勉強法が大事!と、よく聞くけど……
実際に何が正しい勉強法で、どう勉強すればいいの?!
行政書士試験は、ただ知識を暗記するだけ、ただ過去問を解くだけでは、合格が難しい試験です。
とはいえ、どうしても1人で勉強をしていると、いつの間にか、暗記だけ、解くだけに勉強が偏ってしまいがち。
まして、それ以外にどう勉強したらいいのか、いまいち分からない受験生も多いのではないでしょうか。
この部分がクリアになれば、今までのように、過去問は解けるのに本試験問題(初めて見た問題)が解けない!という悩みから抜け出すことも可能です。
そこで今回は、行政書士試験の合格を目指すため、リーダーズ式☆5ステップ学習法をご案内していきます。
リーダーズ式☆5ステップ学習法の要点はコレ、
- 理解
- 集約
- 記憶
- 検索
- 適用
という5ステップで、行政書士試験の勉強をしていく方法論です。
まずは、各科目、本試験で出題される大問となる各テーマに、どのような論題があるのかを見ていきましょう。
動画で分かる!5ステップ学習法
ステップ1:「理解」
行政書士試験の勉強をする際に、まずは、各テーマの内容を理解することが必要です。
本試験で問われるのは、条文と判例の知識ですから、各条文の制度趣旨、要件・効果、判例のロジックや結論を、1テーマずつ理解していかなければなりません。
この理解の段階で大切なことは、ひとつひとつの知識をバラバラに理解するのではなく、常に、全体→部分というように、体系的に理解していくことです。
細かい知識は、時が経つにつれて、すぐに忘れてしまいますが、体系的に理解した知識は、時が経っても忘れにくくなるからです。
そこで、リーダーズ式☆5ステップ学習法では、各基幹講座ともに、テキスト又は基本書を使って、各制度の制度趣旨、条文の要件・効果、判例の理由付けなどの基本を体系的に理解することができる講義を行っていきます。
初学者の方はもちろんですが、学習経験者の方も、行政書士本試験に向けて、まずはインプット面で、基本を体系的に理解していきましょう。
ステップ2:「集約」
行政書士試験の勉強において、記憶すべき知識は膨大であり、そのすべてを記憶することは困難です。
そのため、記憶しやすいように、知識を集約化していく必要があります。
行政書士試験において、本試験でよく問われるテーマや内容というものが存在するため、その頻出テーマの出題パターンを掴むことが、短期間で合格するための秘訣といえます。
出題パターンを掴むためには、過去問などの問題を、各テーマごとに、①グルーピング→②抽象化→③構造化していく必要があります。
抽象化とは、一見すると表面が違って見えるものの中に、共通点を発見することをいいます。
そこで、リーダーズ式☆5ステップ学習法では、各テーマごとに、どの条文と判例が、どのような視点から問われているのかを、出題のツボ(出題パターンと解法パターン)として伝授していきます。
各基幹講座の中でも、知識の集約化を行っていきますが、解法ナビゲーション講座及びパーフェクト過去問徹底攻略講座が、この集約に特化した講座となります。
解法ナビゲーション講座では、肢別ドリル集と重要ポイントノートを使いながら、パーフェクト過去問徹底攻略講座では、パーフェクト過去問集と重要ポイントノートを使いながら、出題のツボ(出題パターンと解法パターン)を伝授していきます。
ステップ3:「記憶」
資格試験の勉強では、理解して集約した知識は、最後に記憶しておかなければなりません。
したがって、常に、①何を、②どのように記憶しておけば、本試験で得点できるのかということを意識しておく必要があります。
記憶から逆算した勉強法です。
もっとも、数回見直しただけで記憶することができる人は、ほとんどいません。
本試験までに、知識を集約した記憶用ツールを、何回も、何十回も繰り返し見直していく必要があります。
そこで、リーダーズ式☆5ステップ学習法では、記憶用ツールとして、①総整理ノート、または、②重要ポイントノートを使って、記憶の一元化を行っていきます。
ステップ4:「検索」
行政書士試験では、まず、問題文の「キーワード」を発見して、その問題を解くために必要な知識を「アタマ」の中から「検索」していきます。
次に、その「検索」した知識を、問題文の事例に「適用」(あてはめ)して、効果が発生するか否か結論を出していきます。
つまり、問題文の「キーワード」というのが、その問題を解くために必要な知識を頭の中から「検索」する重要なトリガーとなります。
その意味では、問題文中の「キーワード」に気づくかどうかが、問題を解くうえでも、かなり重要な要因となってきます。
したがって、問題が解けるようになるためには、各テーマごとに問題文の「キーワード」から、問題を解くための知識を「検索」していく、いわゆる「検索」パターンを作っておくのが効果的です。
受験業界では、アウトプット=問題を「解く」ことと云われています。
ですが本当は、問題を「解く」こと自体が重要なのではなく、その問題を解くための知識をスムーズに出力すること、すなわち、「検索」することができるかが重要となってきます。
したがって、日頃の学習においても、問題文の「キーワード」から問題を解くための知識を「検索」していく、いわゆる「検索」トレーニングを行っていくことは、知識を長期記憶化させるためにも効果的な学習法といえます。
そこで、リーダーズ式☆5ステップ学習法では、各答練・各模試や総復習ノートを使って、問題文の「キーワード」から問題を解くための知識を「検索」していく、いわゆる「検索」トレーニングを実践していきます。
ステップ5:「適用」
行政法などの知識優位型の問題であれば、
- 理解
- 集約
- 記憶
- 検索
- 適用
これらのステップがきちんと出来れば、理論上は、解答を導くことができます。
これに対して、民法などの現場思考型の問題の場合、最後のステップである、5:「適用」(あてはめ)が上手に出来ないと、解答を導くことができないケースが出てきます。
民法では、条文の要件を事例にあてはめて、効果が発生するかどうかを検討していく事例問題が多いため、この「適用」(あてはめ)が上手に出来ないと、得点していくことが難しくなります。
「適用」(あてはめ)が上手に出来るようになるためには、ある程度、「適用」(あてはめ)のトレーニングが必要となります。
この「適用」(あてはめ)にも、一定のパターンがありますので、「適用」(あてはめ)のパターンを習得していくのが効果的です。
そこで、リーダーズ式☆5ステップ学習法では、各答練・各模試の中で、「適用」(あてはめ)のパターンを習得していきます。