ちょっとしたアドバイスや工夫で
大きく状況が改善するかもしれない
1 司法試験の受験を決意した経緯、合格までの道のり
大学入学後、周りに司法試験を目指す人が多かったことから、なんとなく予備試験を受けていました。しかし、海外旅行やアルバイトなどして遊んでばかりいたところ、短答式にも受かることはありませんでした。司法試験は自分には難しそうだなと思い、大学卒業後は就職しました。就職後、弁護士の方と仕事で関わる機会があり、自分も真面目に勉強していれば弁護士になれたかもしれないと思い、後悔しました。そこで、勤めていた会社を退職し、法科大学院に入学しました。
2 法科大学院受験前の学習状況(法律学習)
上記のような経緯で法科大学院に入学しており、法科大学院入学当初は学部で卒業単位を取った程度の知識しかありませんでした。
3 法科大学院入学後の学習状況(法律学習)
法科大学院入学後は割と真面目に勉強していましたが、卒業するのが精いっぱいで司法試験対策まではなかなか手が回らないというのが現実でした。そして、1回目の受験は合格最低点に40点程届かず、余裕で不合格となりました。2回目以降は他校の講座を利用していましたが、2回目は20点差、3回目は8点差、4回目は0.13点差で不合格となり、ズルズルと受験回数を増やしてしましました。このような結果となった原因は、あと少しの点数だし、来年はなんとかなるだろうと甘く考え、根本的な改善をしなかったことだと思います。
4 受験対策として利用した辰已の講座
5 受験対策として私がやって成功した方法
6 受験対策として、私が使用した本
7 自己の反省を踏まえ、これから受験する人へのアドバイス
何回も司法試験に落ちていると、自分はそもそも適性がなく、一生司法試験に受からないんじゃないか、と思うこともありました。確かに、司法試験に比較的向いている人、向いていない人というのは存在するのかもしれません。しかし、ちょっとしたアドバイスや工夫によって大きく成績が向上することがあるというのもまた事実です。実際、私も最後の受験では合格最低点からある程度余裕を持った点数で合格することができました。
かつての私のようにどうすればよいかわからなくなっている人には、できるだけ利害関係がない合格者に相談してみることをお勧めします。ちょっとしたアドバイスや工夫で大きく状況が改善するかもしれません。
最後になりますが、貴重なアドバイスをくださったぽんぽんさん、企画・運営してくださった辰已法律研究所の職員の方々に心より感謝申し上げます。ぽんぽんさんのアドバイスがなければ、私は今年も合格していなかったかもしれません。本当にありがとうございました。