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記述パワーアップ答練、司法書士オープン、 全国総合模試が不安を解消してくれた

M . Sさん
受験歴: 3回
令和7年度合格者
2025年度

はじめに

 私は 20 代に司法試験受験生をしていました。その頃は、今考えると恥ずかしいほどに不真面目な受験生でした。勉強をするかしないかはその日のやる気次第、答練はどうせ書けないから受けないし、受けたとしても書けてないから答案は出さない。そんな状態で合格するはずもなく、30 歳で受験を終えて就職しました。その後は新卒で就職した人達との差を埋めるために必死に働きました。仕事をして分かったことは、仕事の期限までに必要な情報を自分で積極的に収集・理解して仕事を進めなければならないということです。これは、勉強も同じです。試験日までに合格に必要な知識や経験を自分で身につけなければなりません。仕事を始めてやっと、どう勉強すべきだったのかを理解することができました。その後 38 歳の時に、司法書士試験に興味を持ち、予備校の入門講座を申し込みました。1 年ほど勉強した後、受験に集中するため仕事を辞めて大学の司法書士科研究室に所属して勉強に専念しました。研究室で辰已のパワーアップ答練司法書士オープン全国総合模試を知り、毎年受講しまし
た。そして勉強を始めて 3 年目で合格することができました

私のとった勉強法

(1)総論

 私は他校の基礎講座と辰已の松本先生のリアリスティックの参考書でインプットを行い、辰已の答練講座と研究室ゼミおよび過去問でアウトプットを行いました。アウトプットで自分が理解不足と感じた部分は、答練の解説、参考書および六法を確認して再びインプットし、またアウトプットするということを繰り返して勉強を行いました。松本先生のリアリスティックの参考書は、なぜその結論になるのかの理由がきちんと書かれているので、とても分かりやすかったです。
 また、受験で一番重視したのは、目標から逆算して日々の勉強を決めることでした。例えば、1回目の試験終了後に、2 回目の試験は午前択一の基準点を突破するという目標を立てました。目標達成のためには、この勉強を〇月までに終わらせてその後は試験までに過去問を何回まわして、それとは別に 3 回目以降の最終合格のために午後科目や記述の勉強もここまで進めたい、そうであれば逆算して〇月までは毎日この勉強をこの量こなしていく必要があるな、というように、来年の試験目標から逆算して日々の勉強ルーティーンを決めていました。もちろん、計画通りに勉強が進まないこともあるので、数か月ごとにルーティーンを見直して、目標達成のためには毎日どのような勉強をどのくらいすべきかを意識しながら過ごしていました。

(2)択一の勉強方法

 勉強を始めた頃は、講義やリアリスティックの参考書でインプットをし、学習した分野の択一過去問を解き、わからないことは講義・参考書・六法に戻って復習するということを毎日繰り返していました。既に学習済みの科目を忘れないように、現在学習中の科目の他に、学習済みの科目の択一も毎日少しずつ解くようにしていました。民法、会社法、不動産登記法、商業登記法の主要 4 科目以外の択一科目の勉強は、1 日 2科目の勉強を一気に進め、それとは別に主要 4 科目の択一も必ず解くようにしていました。試験科目全部の勉強を一巡した後は、科目の重要度に応じて各科目の1週間の択一過去問の勉強量を決め、曜日ごとにどの科目をどのくらいするかを振り分け、そのルーティーンで勉強をしていました。
 択一の勉強で重視したのは、〇×の答えの他に理由も言えるようにすることでした。研究室では択一の過去問ゼミに出ていたのですが、ゼミで指されると答えと理由を両方答えなければならず、理由を言うためにはその分野の全体的な復習が必要となることも多く、理解が深まりました。
 択一の過去問を何度も繰り返し解いていると、過去問と違う問われ方をされたら答えられないのではないか?過去問未出の分野は答えられないのではないか?という不安が出てきます。辰已のパワーアップ答練、司法書士オープン、全国総合模試の択一は、過去問のアレンジ問題や過去問未出分野の問題も出るため、上記の不安を解消してくれました。特に司法書士オープンと模試は、成績表で自分の順位や各問題の正答率もわかるので、客観的に自分の苦手分野を洗い出すことができました。

(3)記述の勉強方法

 ひな形の暗記は時間がかかりそうだったため、受験期間を短くするには、ひな形暗記と記述問題の練習を同時進行で進めようと考えました。そのため、私は、記述の勉強初期に辰已のパワーアップ答練を利用しました。私は、パワーアップ答練が自宅に届くと、まず解説書の論点一覧のページを確認します。そこには今回の記述問題の論点が箇条書きで書かれています。その論点一覧に関連しそうなひな形を自分のひな形集で暗記します。暗記したら、時間を計って答練を受験します。書いた答案用紙は辰已に郵送して添削を受けます。この方法の良いところは、関連するひな形を暗記しているので記述問題を解くことに集中できることと、1 回の答練でひな形の暗記・記述問題を解く練習・添削による自分の答案の問題点確認が全てできることです。特に勉強初期は、この書き方は点数がつくのか等採点基準が分からないため、採点される記述答練を受講することはとても大事だと思います。また、パワーアップ答練は成績表が出ないため、私が論点一覧のひな形を暗記してから受験しても他の受講者に
影響がなかった点も良かったです。全 8 回のパワーアップ答練と市販の記述過去問集を、論点一覧のひな形を暗記してから解き、それとは別にひな形集を毎日暗記する勉強を続けた結果、数か月後には、事前に論点一覧を確認しなくてもある程度記述問題を書けるようになりました(良い点数がとれるのはまだ先です)。
 その後は、過去問と辰已の答練から毎日記述を 1 問解くことと、ひな形を毎日一定数暗記することを記述勉強のルーティーンとしました。これは合格するまで続けました。記述問題は、解いてから数週間経つと自分が思っている以上に忘れるので、何度も同じ記述問題を解くことはおすすめです。記述問題を繰り返し解くこととひな形の暗記が相互に影響して、3 回目くらいの記述問題はかなり高い精度の解答ができるようになります。
 勉強が進むほど、本試験の午後択一 35 問と記述問題2問を3時間で解けるかが心配になります。辰已の司法書士オープンと全国総合模試は、初見の問題を時間内に解くことと、わからない時や忘れた時にどう答案を書くかの練習としてとても重宝しました。また、上記2つの講座は成績表が出ます。2つとも4月以降の講座のため、本試験直前に自分が受験生の中でどのくらいの位置にいるのか、他の受験生と比べてどの分野が出来ていないのかを確認できる貴重な機会でした。

(4)ノートについて

 私は、ほぼノートは作りませんでした。性格によると思いますが、私は、きれいなノートを作りたくなって無駄に時間がかかり、知らないことは全てノートに書きたくなって冊数が増え管理が難しくなってしまいます。そのため、受験を始める時に、ノートは作らないと決めました。とはいっても、暗記すべきことを一覧にして、忘れやすいことはどこかにメモしたいです。そこで、私は、択一問題のメモは六法の対象条文近くの余白に、記述問題のメモはひな形集の関連するひな形のページに、直接書き込んでいました。無限に作成できるノートと違い、六法とひな型集の余白スペースは決まっているので、なるべく無駄を省いたメモを作成する必要があり、情報の整理に役立ちました。また、一覧表で暗記したいものは、四角い付箋に書いて六法やひな形集に貼りました。六法とひな形集は、毎日の勉強で必ず開くので、開いた箇所にあるメモも毎回読むことで、何度も繰り返し自分のメモを確認することができ、自然にメモ内容を暗記することができました。六法とひな型集に自分の勉強が集約されているので、試験前日は、六法とひな型集を読み直すことで総復習ができました。
 例外的に、A4 用紙にリアリスティックの会社法・商業登記法の組織再編ページをほぼ書き写したものだけノートとして持っていました。組織再編が複雑すぎて理解できず、リアリスティックを書き写していたらなんとなく理解できたので、その書いたものをノートとして残しておきました。組織再編の問題でわからないことがあるとこのノートを見るようにしていました。

(5)直前期の勉強について

 毎年4月以降の3か月は、その年の試験目標達成のために必要な勉強をやりこむ時期にしていました。この時期は勉強量を通常の2倍近くに増やして集中的に勉強しました。合格した年の直前期は、択一過去問とひな型集を試験日までに3回まわし、その年度の辰已のワーアップ答練・司法書士オープン・模試と他校の模試を全て3回ずつ解きなおしました。1日の勉強時間は 15 時間程度だったと思います。かなり辛かったですが、やりきって試験を受けないと後悔すると思いひたすら勉強しました。

最後に

 資格試験の失敗と成功の両方を経験した私が思うに、資格試験合格に一番必要なことは、「自分は合格する」と思うことです。司法書士試験は科目数が多く正確な知識が必要な試験のため、正直難しいです。勉強するうちに「自分には無理かも」と思ってしまうことがあるかもしれません。しかし、「合格しないだろう」と思っている試験の勉強を毎日継続し、全く書けていない答練の復習をすることはできません。根拠はなくて良いので、ひとまず「自分は合格する」と思って、合格のために自分は今どんな勉強をすべきかを考え、その勉強を実行してみてください。そのまま3か月過ごせたら、勉強の成果が必ず出てきます。その成功体験は、更なる勉強への意欲につながります。勉強と成功体験を積み重ねて合格へと進んでください。

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